カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 5月連休の4日・5日と、フェーン現象でしょうか、松本も30度を超え、特に急に暑くなった4日の日は、農作業をしていてもバテテしまい、水分補給で何度も休まないとやっていられないほどでした。
31℃を超えて更に暑くなった5日は、体も慣れたのかそれほどでもありません。鈍いと言うか、この順応性があるからこそ、人間の体は良く出来ているということなんでしょうね。

 しかし、4月17日には松本では30年振りという7cmの積雪があり、また20日過ぎには氷点下近くまで下がって遅霜があるなど、僅か2~3週間のこの違いは、一体どうなっているのでしょうか?

人間だけではなく、植物もビックリしたことでしょう。

例年より開花が遅れていたリンゴも、この4日の暑さで一気に満開になり、どこのリンゴ園でも家族総出で一斉に花摘みを開始しました。
そして、週末の8日にはもう花が散り始めています。今年は花の時期が短いような気がします。
(写真は、5日と8日のリンゴ園と、リンゴの木の下に広がる、摘まれたリンゴの花)

花の時の作業の方が、蔕(へた)が未だ柔らかく手作業で摘むことが出来ます。1ヶ月もすると実が大きくなり、摘果作業になりますが、今度は鋏が必要になります。ただ、遅くなっても作業は出来ますので、余り焦らずやっていこうと思います。