カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
子供が、帰国子女でインターナショナル・スクールにいたため、帰国後暫くは家庭教育として日本の勉強を見ていました。
私が教えるとすぐ怒ってしまい、子供が嫌がる(怯える)ので、家内が勉強を担当し、私が代わって食事作りを担当しました。
家内の嫁入り道具の料理全集や、同じくアグネス・チャンの中華料理の本などを参考に、毎週末には献立から全部考えて作っていました。
時には、ビシソワーズなんぞにもチャレンジしましたなぁ。付き合わされた家族の評判はともかく・・・。
その後子供が進学すると親の教えも必要なくなり、また上京してしまうと更に作らなくなりましたが、時々気が向くと男子厨房に立っています。
今回は私の方が帰宅が早いとのことで、何となく最近巷で流行り?のセイロ蒸しというか、蒸した温野菜が食べたくなり、適当に食材を用意して作って(ただ蒸すだけですが)みました。まぁ、こういうあっさりしたモノを食べたくなるのも年を取った証拠なんでしょうね。
材料は家にあった材料のみですが、少しは春らしく・・・。
ちぎった春キャベツを敷いた上に、長イモ、ニンジンと、畑から摘んできた出始めの葱坊主(以前どこかで食べたのですが、これが意外とイケマス)、蕗(もうフキノトウは終わりで若い蕗の茎)と、上に豚バラを並べて。
味付けはポン酢であっさりと。家内が戻ってきたら食べヨーっと。
その前にビール片手にチト味見・・・。
蒸し器にもよるかもしれませんが、蒸らし時間15分だと長イモなどは煮物のようになって柔らか過ぎるので、10分弱で多少シャキシャキ感が残っていた方が(お好みですが)個人的には良いように思います。
「では、いただきまーす!」
「うん、春だなぁ・・・。」
因みに、一番人気は蕗でした。若いので柔らかく独特の苦味?が(中年夫婦には)好評でした。
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