カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
リビングの液晶TV用にはヤマハのホームシアター用擬似5.1チャネルのフロントスピーカー(配線が見えるのがイヤなので)を購入して楽しんでいます。
ここで、地デジ化に向けて、寝室用のブラウン管TVをエコポイントがある内にと先日中型の液晶TVに買い換えたので、
「何とかしたいなぁ・・・、そうかと言って高いしなぁ・・・」
リビングは光ケーブルでHDM1端子からデジタルで取っていますが、そこまで拘る必要もなし。
購入したテレビが、幸いTVの音声そのままでアナログの音声出力(アンプ経由)も可能でしたので、海外にも持って行った大昔の2代目ミニコンポのアンプ(昔懐かしいサンスイです)と自作組み立てした小型スピーカー(これも真面目なスピーカーメーカーだったコーラルの組立キット。今でもちゃんと鳴ります)を探し出して繋げて見ると・・・。
そう言えばアンプ側に問題があったらしく、全く音が出ません・・・。(不在中の娘の部屋から彼女のミニコンポを持って来る訳にもいかず)
ムム、ダメか・・・と迷った末、そう言えば有名ブランドでなければ、音量はそれほど出ませんが、10~20Wくらいでアンプ内臓2.1chホームシアター用?スピーカーが1万円以下で(安いモノだと2千円台で)ホームセンターで売られていた筈(家電量販ではお目にかかれないブランドですが)。
オモチャみたいなモノかもしれませんが、さすがに全く音が出ないということは無いでしょうし、これなら我家の大蔵大臣(今は財務大臣ですか)の厳しい“仕分け”を受けずとも自分のポケットマネーでも買えそうです。
ホームセンターの店頭価格で3890円、ドウシシャ(?)という福井の会社(製造は勿論中国製)のモノ(ブランド名はRAPHAIE)にしました。アンプ内臓のサブ・ウーファー付き2.1chでちゃんと木製のキャビネットを使っています。陳列品をチェックして音声入力端子等接続に問題無い(逆に当然ながらデジタル端子は無し)ことも事前確認済み。どちらかと言うと、TVゲームやPC用のようです。世の中デフレとは言え、確かにウーファーのコーンは安っぽいですが、木製キャビネットは思いの他しっかりしており、定格出力25Wで総重量も5kg(3.5+0.8×2)あります。
「これで、この値段で変動費出るんだろうか?」(勿論固定費もカバーしないと儲かりませんが)
と製造業に身をおく人間としては些か心配になってしまいます。
さて、配線して音出し・・・。この準備の時間が(値段に関係無く)オーディオ好きにはタマラナイですね(・・・楽しみ、楽しみ)。
結果は・・・、これが4千円とは思えないほどちゃんと低音を含め“それなりの”音がしました。
たまたま試聴した時に、松本ケーブルTVでハーモニーホールでの室内楽演奏会の録画を放映していましたが、繋いで音を出すと、それまでと比べてチェロやコントラバスのピチカートの“音の粒”が立ってクッキリと聴こえるようになりました。さすがにリビングの本格的なそれとは比べるべくもありません(逆に同等だとむしろ問題です)が、寝室ですので、至近距離で且つ小音量で楽しむには十分です。
家内からは「どこが変わったの?」とツレナイお言葉・・・。
「ふん、素人は分かってないなぁ」。とかく“マニア”は独善的傾向はありますが、イイんです。自己満足で・・・!
やはり、バラエティなどのトーク番組ではなく、音楽番組や効果音の入った映画とかじゃないとそれ程の違いは現れません。
いや、ビックリ。ディスカウント価格とは言え4千円はお買い得。充分に“買い”だと思いました(後は耐久性がどうか、ですね)。
「うーん、でもメーカーは辛いよなぁ・・・。」
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