カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 第132話でご紹介した上諏訪駅前の割烹『味宏』へ、2月下旬また大先輩にお誘いいただき、ご一緒に伺いました(ここの常連である大先輩に事前予約いただいて、ご一緒しないとスペシャル・メニューは出てきません)

 ただ、まだ今は、春の山菜や秋のキノコのシーズンではありませんので、正直あまり期待していなかったのですが、この日の“スペシャル”は、何と「猪汁」。
何でも、(おそらくこの日のために)頼んでいた「ドングリ林に住む野生の猪」が手に入ったとかで、それを豚汁のようにして出してくれました。
驚いたことに全く臭みが無く、しかもドングリを食べて脂が載っているというお話の通り、豚肉よりも脂に“甘味”があってとても美味しくいただきました。

 そして、先付けの「フキ味噌」(この他、天婦羅でも諏訪湖名物のワカサギと一緒にフキノトウが出されました)。お酒の肴にはモッテコイです。
早春とは言えまだまだ寒い諏訪ですが、日当たりの良い所では、もうフキノトウが出ているのだとか。蕗らしい苦味で、一足早く“春の味”を、冷酒(この日は、近年評判の「御湖鶴」の純米)の肴として楽しむことが出来ました。

満足、満足・・・。ご馳走様でした。