カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
第225話でご紹介した神楽坂の『鳥焼 金太郎』で出会った絶品の“クリームチーズの味噌漬”。これが日本酒に良く合うんです。チーズと味噌の意外な(しかし絶妙な)洋と和のコラボレーションです。
我家の冷蔵庫に、幸運にも先日帰省した時に娘が買ったKiriのクリームチーズ(ポーションタイプ)が少し残っていたので、先日早速家の味噌(普通の無添加信州味噌)を塗って冷蔵庫に入れ、待つこと二日。う~ん、楽しみ、楽しみ・・・。
でも、そう言えば「金太郎」で出されたチーズは、味噌が全く付いていなくて、綺麗でしたっけ・・・?ガーゼにでも包んで味噌に漬けたのか、外側を削ぎ落としたのか?考えると気になりますが、別に客に出す訳でもないので、まぁいいや。どうせ男の賄い料理ですから。
味噌を水で洗い流しペーパータオルで水気を取り早速味見です。お供は『純米吟醸 大信州-風穴貯蔵』(旧安曇村の稲刻地区の風穴で貯蔵されたお酒)。
味噌の色が着いて、少しベージュ色がかっています。少し寝かせ過ぎたのかも。金太郎のそれは真っ白でしたから。
案の定、少々塩味がキツ目。でも、クリームチーズの濃厚さと味噌味のコラボレーションはしっかり出ています。
家内曰く「同じ発酵食品同士なんだから、合うのが当たり前。チーズと味噌を使った料理って結構あるわよ!」との仰せ。言われて見れば、なるほどです。てっきり『金太郎』の“大発明”かと感動したのですが・・・。「じゃあ、食べたことあるの?」、「無いけど・・・」
強制適用の禁酒デーもあり、3~4日間そのままにしておいたら、家内の言うように発酵食品同士の結び付きが強過ぎたのか、もっと濃厚な、まるで別モノのチーズになったようでした(チーズは詳しくないので何とも説明できませんが)。
このクリームチーズの味噌漬は、超簡単ながら私メの定番の(冷酒用の)おつまみになりそうです。
その代わり、いつもの「おちょこ」一杯が二杯になり、やがて三杯に・・・(皆さま、飲み過ぎにお気を付けください、マセ)
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