カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
久し振りに(前話の「まるも」の後「ここまで来たら」と、剪定開始前の農閑期ゆえの更なる無計画さで、突然思い立って)映画を見に行きました。
奥様のご要望で選ばれたのは「のだめカンタービレ最終楽章」。シルバー優待(50歳以上)の中年夫婦が見に行く映画なのか、多少の疑問は感じつつも、「ま、いいかぁ!」
偶然、会社の後輩がご家族で来られていて、挨拶したらビックリしていました(そりゃ、そうだ・・・)。因みに、彼の中学生の子供さんたちは、娘達と同じ小中学校に通われていて、今も中学で吹奏楽(娘達は小学校時代合唱部でしたが)を頑張っていると聞いています。
市内のシネコンでの最終上映の19時。20人ほどの観客でした。松本市内もご多分に漏れず、老舗の映画館が次々と閉館していしまい、唯一シネコンとして街中に残っている映画館です。
TV放映の時からの(娘たちからは呆れられながらも)自称「のだめ」ファンではありますが、コメディタッチの内容とは対照的に、取上げられるクラシックの選曲の良さとその演奏も安っぽくなく、手を抜かずにしっかりと作られていて、そこがクラシックファンからも評価・支持される所以なのでしょう。今回の海外ロケも、チェコ国立ブルノフィルハーモニーが演奏を担当し、しかもあのムジークフェラインザール(ムーティのフィガロを聴けたのが一生の思い出です)で録画した由。そして、ここで指揮した日本人は、当然の国立歌劇場音楽監督でもあるマエストロ・オザワ以来二人目だとか(比較自体が無意味な気もしますが)。今回はフランスらしく「ボレロ」やデュカスの「魔法使いの弟子」、更にはチャイコフスキーの「序曲1812年」(ちゃんと大砲も使われていました。でも、ドラマとは言え閉鎖的で愛国心の固まりのようなパリっ子の前で仏オケが選曲していいのかなぁ?)やバッハの「ピアノ(原版はチェンバロ)協奏曲第一番」などがモチーフに用いられていました。
映画『スウィングガールズ』(長野県蓼科高校ジャズバンドがモデルの一つです)の時も感心し、以来好感を持っていますが、上野樹里は上手いなぁ。
最初から知っていたとは言え、TVでの「のだめ巴里編」の続編として映画化された今回は前編で、4月に完結編となる後編が上映とのこと。フジもズルイよなぁ・・・残念ながら、制作側の思惑通りに後編も見るしかなさそうです。
【追記】
“のだめ”とは全く関係ありませんが・・・、
本日17日は都道府県対抗の女子駅伝が、高校駅伝と同じ都大路のフルマラソン・コースで行われます。男子同様、全県的な小中学生からの指導が実を結び、昨年悲願の初入賞となった我が長野県チームに期待です。
ムフフ、奥様は娘のところに上京して不在。昨日から剪定作業を開始し、昨日(実績!)と今日も(但し予定)先ずはブドウの剪定をしっかりやりましたので、大手を振ってTV桟敷で応援です。
さて、昨年脅威の走りを見せた双子の久馬姉妹が高校生になってどこまで成長しているか?その久馬姉妹を擁する地元京都はV6がかかります。
この大会は、来週広島での男子も含め、外国人選手や留学生は出場しない、まさにガチンコ勝負の駅伝です。
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