カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 今年の新年会で、会社の先輩から岐阜のお土産に頂いてあった骨酒用の岩魚の燻製(第125&167話を参照ください)を漸く試すことができました。骨酒だけのために、一人用の土鍋を購入してあり、また骨酒用には高いお酒は不要(本醸造で充分)との専門家(上諏訪割烹「味宏」の女将さん。第26&133話参照)のアドバイスで、正月材料の年末の買出しの際に、紙パックのお酒を骨酒用に購入しておきました。

 宴もたけなわ。説明書きに従い、燻製の岩魚を少々濡らして塩を少し振ってオーブンで炙り熱燗のお酒で少し煮出して出来上がり。繰り返し使用可能とのことで、2合ずつ4合作ってみました。2回までというより、(既にビールと、この日のために大切に取っておいた娘達からの頂きモノの岩手の純米大吟醸『あさ開』を皆で飲んでいて)それ以上飲んではヒンシュクを買いそうだったので、これにて打ち止め。

 少し飴色がかった骨酒は、いつもの割烹で頂く天然モノの岩魚の骨酒に負けぬ旨味と共に何とも言えない香ばしさが漂い、その香りを逃がさぬようにレンゲで盛る時以外はしっかり蓋をしておくのがコツ(と女将さんから教えられました)。お陰さまで今回も(飲兵衛達には)大好評(特に私メに)でした。

 ムフフ、あともう一尾を大切に保管中・・・です。さぁて、次はいつかなぁ?