カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
「高嶺(たかね)ルビー」という「赤い蕎麦」の花(高嶺の花に非ず)が咲く品種があり、南信地方(伊那谷)の箕輪町では赤一面の蕎麦畑が広がっていると、地元紙だったか以前ニュースで読んだ記憶があります。その記憶が間違っていなければ、隣の南箕輪村にある信州大学農学部の先生が、中国の高地(チベット地方?)で栽培されている品種を持ち帰って、品種改良をして地元で広めたという記事ではなかったと??
さて、先日茅野の市街地から奥蓼科に行ったおり、八ヶ岳の広大な山麓に、まるでレンゲ畑のようなピンクの絨毯が点在していました。この時期にレンゲが咲いている筈もなく、「もしかしたら」と道端に車を停め、その畑に近寄って見ると、間違いなく「赤い蕎麦」の花でした。休耕田?なのか、畑一面今が盛りと満開に咲いています。
白い絨毯も素朴で素敵ですが、昔懐かしいレンゲ畑のような色鮮やかなピンクの絨毯に(蕎麦の花が赤いということが先ず素直に受け入れ難く、また春のレンゲ畑のイメージも消えず、何とも不思議な感覚で)目を奪われるような感じがしました。
22日付の日経長野版に拠れば、品種名の記載はありませんでしたが、八ヶ岳山麓も赤い蕎麦を「紅そば」として栽培を奨励し、「紅そばの里」として売り出そうとしているのだとか。先日奥蓼科への途中で見たのは、その一環だったのでしょうね。
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