カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

2009/09/09

131.至言なり

 ここ一年くらいで「いいなぁ!」と思って書き留めた言葉・・・から

 『リーダーの仕事とは、人の心の価値観を創ること。』
 ―日産自動車「国産スーパーカー」GT-R水野和敏プロジェクトリーダー ―

 『反発係数+連鎖反応=チーム感情』
 ―神戸製鋼ラグビー部 平尾誠二GM―
 *「反発と連鎖がないとチームは強くならない。今の若い子達には意識してそれを起こすのがリーダーの仕事。」

 『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である』
 ―二宮尊徳―
 *但し、尊徳の時代にはまだ「経済」という単語は日本語に無かったという指摘もある。同様の趣旨の発言が、その後近代風に言葉を変えたのでは?

 『アマは和して勝ち、プロは勝って和す』
 ―名将(西鉄ライオンズ監督) 三原脩―
 *WBC優勝後、前駐米大使で熱烈な野球ファンであるNPB加藤コミッショナーがこれを引用しつつ、今回の日本代表チームを「サムライ・ジャパンは、和を以って勝ち、勝つことで和を高めた。」と評した

 (会社にとって)『利益はウンチである』
 ―伊那食品工業 塚越寛会長―
 *「健康な人が自然と良いウンチが出るように、健康な企業からは良い利益がでるものだ。(良い)利益は企業の健康さの結果である。」
  「かんてんぱぱ」で知られる(リストラ、賃金カットもせず48期連続増収増益)

以下、野球の話題を三題。

 『監督がもっと使ってやってれば、ちゃんと結果を出せる子なんです!』
 ―東洋大学野球部 高橋監督―
 *監督暦何と38年。3年生の主力選手中心に、東都大学リーグ戦後初となる5連覇を決めた春のリーグ戦の試合で、決勝打を決めた4年生(代打でリーグ戦初ヒット)を称して。「だから何とか卒業後も野球を続けさせてやりたいが、(不況で)就職先がなかなか見つからないんです。」とも。親心に拍手!

 『さぁ、胸を張って笑顔で新潟に帰ろう!』
 ―日本文理高校野球部 大井監督―
 *夏の甲子園、新潟県勢初のベスト4.での準優勝。大量点差を9回二死から脅威の粘りで後一歩まで詰め寄るも敗退。表彰式後ナインに声を掛け・・・。
  まさにグッド・ルーザー(Good Loser)、美しき敗者たち・・・。

 『お疲れさん。いやぁ、涙が出たぞ!』
 ―野球解説者 山本浩二―
 *9月4日の巨人VS ヤクルト戦。延長11回裏、三人目キャッチャーの頭部死球で、延長12回表に急遽マスクをかぶって見事零封した“捕手”木村拓也選手。延長引き分けの試合終了後、TVの実況席からのヒーローインタビューで直接労って。
木村選手のカープ時代の監督。いいなぁ、この師弟愛。
キムタクは加藤への死球を見て、「俺しかいない」と即座に自分からブルペンへ捕球練習に向かったという。さすがプロ。