カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
我家の愛犬チロルは、よく吼えるため室内で飼っており(第17話を参照ください)、チロルが外の空気を吸えるのは散歩の時だけ。そのためかどうかは別として、散歩大好き犬です。
平日は、夜は行けないので朝だけ。可哀想なので、休みの時は朝夕二回しっかり散歩に連れて行ってあげます。チロルもそれが分かっていて、時間になると催促されます。以前ケージを施錠していなかった時は、朝明るくなるとケージを出て2階まで音を立てぬように(家内から2階を出入り禁止にされており、気付かれると怒られるので)静かに上がってきて、ベッドの脇に来て吼えずに前足で引っかいて起こされました(と言うより私が目覚めるまでずっと無言で腕からやがて顔へと続けていたようです)。
梅雨時や雨の日は、止むか小雨になるのを待って出掛けるのですが、チロルにとっては雨が降ろうが槍が降ろうがお構いなし。とにかく散歩に行きたくてしょうがない、という様子です。平日は出勤時間がありますので、ギリギリまで待って、結果降っていても意を決して出掛けてて行きます。
ところが、不思議なことに(偶然とはいえ)、チロルの散歩になると雨が小降りになったり、止んだりすることが良くあります。
以前も予報では未明からずっと傘マークなのに、チロルが散歩に出た時は雨が上がっています。そして平日は30分の散歩を終わり、我家が近くなると、ポツポツとまた降り出してきました。そして、家のベランダで、ブラッシングと足を拭いている間に、ザーっとまた雨脚が強くなってくるではありませんか。お陰で、こちらは通勤時に傘を差すことに・・・。
まるで、お天道様がチロルの気持ちを汲んでくれているかのようで、とにかくチロルは「晴れ女」、いえ『ハレ犬』です。
*写真は、ある日の散歩帰りのベランダで満足げなチロルさまのご様子です。『余は満足じゃ!』てなお気持ちと拝察・・・。
逆にナナは「雨女」、『アメ犬』です。止んでいたのが、ナナとの散歩途中にまた急に、それも結構降り出してきて、ナナを濡れぬように抱いて帰ってきたことも何度か。
ま、小止みの時間を順番でチロルに取られただけかも知れませんが・・・。その分、器量では“水も滴るいいシーズー”ということで、許してよネ、ナナ!