カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 第26話でご紹介した、『岩魚の骨酒』。
 その時の面々(大先輩のお一人がここで定年のため、いつものメンバーで、その非公式な激励会を兼ねて)で、先日またその小料理屋に行ってしまいました。勿論お目当ては「骨酒」です(公式の激励会は、別途自分も幹事で今回のメンバーも参加で設定しているので、ただ骨酒を飲むための理屈付けだったかも・・・?)。

 聞けば、前回の感動は皆同様だったようで、中には(有料の安房トンネルを避け)木曽福島から開田高原を抜け高山方面にドライブがてら道の駅までわざわざ「骨酒セット」を買いに行ってきたというツワモノもいました。それには岩魚の真空パックと竹筒が入っていて、熱燗三合まで楽しめるのだそうです。確かにネットで検索すると、通販では岐阜県が本場のようです。中には岩魚を粉末にしてティー・バッグ状にしたアイデア商品(特許出願中とのこと)までありました。
また他のメンバーの情報では、中央道長野線(長野道)の梓川SA(松本IC・豊科IC間)にも同種のセットを売っているとか、堀金の道の駅にも骨酒用の岩魚だけなら売られているとのこと。
 その大先輩が、今度(定年前に)岐阜の田舎のご実家に帰省して来られる際に、隣村に製造されているところがあるようで、『骨酒用の岩魚の燻製を探して来る!』と酔った勢いで(?)宣言されましたが、ちゃんと覚えてるかなぁ?

 やはり、皆骨酒の虜になってしまったようです。しかし、それも良く分かります。確かにそれほどの(飲兵衛にとっては)魅力が骨酒にはあります。

 なお今回は、特別に(=飲兵衛のために)岩魚を2匹入れていただいたとのことで、3回お替わり(通常の一匹だと2回まで)が出来ましたので、一人2合ちょっとの骨酒を堪能することができ、満足満足!(今回もその後にひれ酒をしっかりご注文)
相変わらず美味しかった骨酒そのものの様子は、記載してもその内容/形容が全く変わりませんので、お手数ながら第26話を参照ください。

【追記】
上諏訪には他にも昔ながらの小料理屋で骨酒を出してくれるお店があるのですが、残念ながら松本では全く(噂も)見かけません。ところが、一度連れて行っていただいたことがある松本駅近くの「居酒屋一心」でも(ご主人が天然岩魚の大物を釣って来られた時だけ)岩魚の刺身(時価)と共に岩魚の骨酒も提供可能とのこと。
また、既にリタイアされた大先輩と先日久し振りに飲んだ時の情報では、松本ステーションホテル内のレストラン「木葉(コヨウ)」にも骨酒があるそうです。いやはや知らなかっただけで、(飲兵衛にとって)有難いことに松本でも骨酒に出会えるお店が幾つかあるようです。



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