カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 8月3日に近畿・東海が梅雨明けとの報道がありました。関東甲信だけは、「なぜか」7月15日?だったか梅雨明け宣言が出され、実際15・16の両日だけは朝は快晴でしたが、その後「梅雨の戻り」などという生易しさではなく梅雨時以上の雨続き。松本はまだましなようですが、日照時間も平年の7割ほど、逆に降水量も多いところは平年の1.5倍とか。
 空梅雨では水不足の心配もあり、日本の自然の美しさ、豊かさは雨の多さのお陰だとしても、少々多すぎた、長すぎた梅雨でありました。
 太平洋高気圧の張り出しが例年ほど強くない云々という解説はどうでもいいのですが、周囲では「関東甲信も梅雨明けの撤回宣言が出るのでは?」と噂していましたが、雨降れど撤回は無く、近畿・東海の梅雨明けとともに漸く本格的な“梅雨明け”が信州にも来たようです。

 野菜の中では、水分の多いキュウリは、暫く収穫しないでいると「バケモノ」のように巨大化してしまいました。逆にトマトは、元々南米アンデス原産でもあり雨に弱く、雨除け不用という苗にした(第90話参照ください)とはいえ、今年は雨が多すぎて、一本は木がダメになってしまいました。

 雨のためか、リンゴ園の雑草の伸び方が早く、2週間も経つと大変です。刈払い機(草刈機)をここで新調しましたが、JAの担当の方が、リンゴ園の雑草を見て「ここのリンゴ園の地はいいですね!」と褒めてくれました。雑草がこれだけ早く伸びるからこそ、リンゴも良く育つという訳です。「土に感謝」です。