カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
梅雨明け後の三連休。まとめて、農作業をやろうと思ったのですが、初日・二日と雨模様。二日目は大したことはなかったので、草取りなど、(またまた)上京した家内の指示書に書かれていた項目を全て済ませ、3日目は漸く晴れ。
そろそろ、ブドウ(巨峰)の袋掛けをしてもいい状況なので、ブドウとリンゴの(最後の)仕上げ摘果を始めました(リンゴは玉数を減らし、ブドウは房の数を減らし、その後袋掛けです)。
春先、多少我が園でも遅霜被害があったので、例年よりリンゴの玉数は少なめですが、それでも木によってはもう少し摘果したほうが良さそうです。また良く見た筈なのに、その時は気付かなかった取り残しも木に一ヶ所程度は見受けられます。
父が良く母の摘果作業の後、「もっと落とさなきゃダメだ!」と叱りながら仕上げをしていましたが、良く気持ちが分かります。
一方で、せっかく花が咲いて実になったのを落とすのも可愛そう、という気持ちにもなりがちですが、ここは心を鬼にして・・・。
やはり、雨で三連休がフルに使えず、ブドウは半日で終了しましたが、リンゴの方は一日では終わらなかったため、もう一日作業が必要です。
野麦峠のふもとで、蕎麦栽培とトウジ蕎麦で有名な奈川に暮らす会社の先輩の方も、この休みに秋蕎麦がやはり蒔けなかったと言われていました。
西日本では前線が居座って大雨とのこと。
本当に、関東甲信だけ梅雨明けしたんでしょうか?確かに梅雨明け宣言後の先週16日だけは、抜けるような夏空でしたが(朝だけ)、今日21日もまた雨。一時昼頃は、上諏訪では二百メートル先も霞んで見えないほどの土砂降りでした。
雨の朝、通勤路で紫陽花だけが所在を取り戻したかのように鮮やかでした。