カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 一ヶ月前はマッチ棒の“先っぽ”くらいだった巨峰の房が、気温の上昇と梅雨のおかげか、日一日と成長して小指の頭ほどの大きさになりました。
 そこで、先週の土・日に、摘果作業(房抜き)をしました。一坪に15房程度残すように、粒の不揃いや小さな房を落として行きます。
県知事表彰も受け“名人”と言われた父ですが、上を向いたままの作業もキツイため、私の海外駐在中にかなり作付面積を減らしたので、今では40年近くにもなる太い巨峰の木が二本だけですが、見事なほど四方八方に枝を張らせていますので、それでも結構な房の数です。

 この週末、下草も刈ってスッキリしたブドウ園で、ブドウ棚から下がる巨峰の青い房を見ていると、巨峰が黒く色づく実りの秋とは違い、緑色の成長の夏とでも言いましょうか、みずみずしい生命の躍動を感じて、植物からこちらも元気(生気?)をもらえそうな気がします。


 写真を掲載しておきます。夏のブドウ園からちょっぴり早めのお中元(?)。元気のお裾分け・・・です。