カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
今朝起きると松本は一面の銀世界。5時過ぎにチロルの散歩に出ましたが、まだかなりの勢いで降っていました。我家周辺では2cmほど雪が積もりましたが、これが今年の名残雪でしょうか?冬に逆戻りした今週に比べ、予報では来週は暖かく、来週末(4月3日)には松本も桜の開花が予想されています。でも、彼岸桜もまだ咲いてもいないのに、本当に咲くのでしょうか?
因みに、三連休中の夜のニュースで気象予報士の方が説明されていましたが、気象庁の開花宣言は、標準木の花が5輪開くと出されるのだそうです。その日、東京は新宿御苑が標準木だったと思いますが、3輪咲いたので「明日、間違いなく開花宣言が出るでしょう」ということでした。・・・で2016年のオリンピック招致に向けて一句。 ・・・「桜咲く 五輪の花が 東京へ」・・・お粗末。
さて、開花予想を信用して、桜の話題を先取りさせていただくと・・・、
松本の桜の開花は、これまで標準木のある松本測候所が深志高校近くの高台にあるため、松本城の桜(特に外堀である片端の桜が一番早く咲くと言われています)が咲いても数日遅れでないと開花宣言が出されませんでした。
しかし測候所が無人化されたことから、代わってお堀に面する市役所が昨年から?お城の桜を観察木として、参考に開花宣言をすることになりましたので、以前に比べれば松本は数日早く開花することになります。
開花して3日後から8日間、松本城の本丸庭園が無料開放され、300本を数えるというお城の夜桜鑑賞としてライトアップされます。
さぁ、お花見、お酒、花より団子・・・!?
個人的な、松本のお花見のお薦めスポットは、(人のことは言えませんが酔客ばかりの)城山公園よりも、健康的に昼間家族でお弁当を持ってのアルプス公園。広い園内が500本の桜で埋まります。標高800m近いため、市街より10日前後遅れて楽しむことが出来ます。昔は、5月連休でもまだ“散る桜”の下でお花見が出来たのですが・・・。
もののあわれ。日本人の美意識や散り際を尊ぶ精神性から、桜は「切なさ」の方が似合う気がしますね。従って(心軽く)楽しめるのは、桜花は三分まで。
散る桜 残る桜も 散る桜(良寛)
*良寛辞世の句の一つと言われる
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