カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
一昨日は、午後から松本も本格的な雪になりました。東京でもこの冬初の積雪(1cm未満)を記録したそうですので、いわゆる「上雪」です。長野以北(北信)は、日本海側の影響を受けますが、中部(中信)や南部(南信)では、日本海の低気圧が北アルプスなどで遮られるため、むしろ太平洋側の気候の影響を受け(TVの天気予報で参考になるのは長野市ではなく甲府)、真冬よりも関東地方にも降る春近くになると、松本地方にもまとまった雪が降ることが多く、これを「上雪(かみゆき)」と呼んでいます。
日曜日は暖かく、平年より随分早く梅がほころび始めていたのですが、今週はまた寒の戻りで、多分今年一番の降雪(高台の我家周辺では12~13cmほど)ではなかったでしょうか。
そして、翌朝は先週の春から一転しての雪化粧で、梅ならぬ枯れ木に雪の花が咲きました。
前日夕刻から、家内が娘の所に(また)上京し、一人だったので『しっかりせねば!』と心して朝4時半に起きて、先にチロルを散歩に連れて行って来てから、出勤するまで雪かきをしようと思ったのですが、何と道路・通路には全く積もっておらず拍子抜けしてしまいました。
写真は携帯ゆえ見にくいですが、純白の花が咲いた我家の庭の木々です。
そしてその雪も、『春の淡雪』のように一日ですっかり融けてしまいました。
「上雪」が降るようになると、松本では「一雨ごとの暖かさ」ならぬ「一雪ごと」に春の“近づき”を感じます。
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