カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
2月28日に漸くリンゴの剪定作業が終了しました。
今年は、1月24日からブドウの剪定作業を開始し、2月中旬には終了予定でいたのですが、海外出張等で、土日・祝日の5日間が潰れてしまい、少し予定がずれ込んでしまいました。
剪定は、樹形(今年だけではなく、数年後、どの枝をどのように伸ばすのか)や日当たりを考えながらの作業で、ある意味秋のリンゴの出来を左右する重要な作業です。
昨年は少々実をならせ過ぎた反省から、今年はかなり思い切って枝を落としました。作業の途中、親戚(新宅)の伯父(父に経験を聞けなくなった今は伯父が私のお師匠さんです)が、今年の状況を見にきてくれ、合格点をいただきました。
写真は、少し見にくいかもしれませんが、剪定のビフォア(上)・アフター(下)のほぼ同じ場所からの様子です。紐が見えるかもしれませんが、これは上に伸びた枝を誘引して、下向き(もしくは水平)にしようとしたためです。
ものの本によると、リンゴの枝は水平/下向きになることにより、植物ホルモンの一種であるエチレンガスがより多く発生し、その結果花芽が付きやすくなるのだとか。また、エチレンガス(成熟ホルモンとも言われます)は、結果としてリンゴ(の果実)に多く含まれ果実の成長を促すのだとも。実際、青いバナナやキウイをリンゴと一緒に冷蔵庫へ入れておくと熟して甘くなったり、ジャガイモは発芽が抑制されるそうです。そのため、リンゴの剪定でも出来るだけ「柳の木が枝垂れるように」とJA(農協)の指導員が技術指導をされています。
さて、この剪定作業の結果(良し悪し)が分かるのは11月下旬以降の収穫の時(更には枝が予定通りの樹形になるかは数年後)。今年の結果はどうでしょうか、楽しみでもあり、心配でもあり・・・。
コメントをいただき誠にありがとうございました。
松本も今年は暖冬でも、観測史上最も暖かい冬だったとのことですが、そうは言っても植物に比べ感度の鈍い人間にとっては、比較の中での「熱さ寒さ」ゆえ、それなりに寒く感じられた冬でしたが、最近はかなり春めいてきました。
冬らしい「松本」の御裾分けで写真を(小さくて恐縮ながら)掲載しておきますので、信州松本での冬を思い出していただければ幸いです。
お天道様任せではありますが、今年も美味しいリンゴを秋にはお送りさせていただけるよう頑張ります。(暇を見つけながら)逐次ブログにリンゴ園の様子なども掲載していきますので宜しく願います。
追伸:
リンゴ園隅にあるフキ畑?では、もうフキノトウが頭を覗かせていて、母が「フキ味噌」
を作ってくれました。』
松本も今年は暖冬でも、観測史上最も暖かい冬だったとのことですが、そうは言っても植物に比べ感度の鈍い人間にとっては、比較の中での「熱さ寒さ」ゆえ、それなりに寒く感じられた冬でしたが、最近はかなり春めいてきました。
冬らしい「松本」の御裾分けで写真を(小さくて恐縮ながら)掲載しておきますので、信州松本での冬を思い出していただければ幸いです。
お天道様任せではありますが、今年も美味しいリンゴを秋にはお送りさせていただけるよう頑張ります。(暇を見つけながら)逐次ブログにリンゴ園の様子なども掲載していきますので宜しく願います。
追伸:
リンゴ園隅にあるフキ畑?では、もうフキノトウが頭を覗かせていて、母が「フキ味噌」
を作ってくれました。』
投稿者
Anonymous
: 2009/03/05 22:24:35 JST
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塩嶺峠の親ゆずりの信州ラーメンは、ふきのとうの苦味が隠し味で、久しぶりに食べたくなりました。