カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 先々週土曜日から翌週土曜日まで、ほぼ一泊ずつの駆け足で、東南アジア4カ国に出張してきました。
(因みに、出張で土日が潰れたため、先週は遅れていたリンゴの剪定作業に追われ、ブログを更新する時間がありませんでした。深謝)
    
 さて、シンガポールへ夕刻到着後、現地赴任者の皆さんと食事に。シンガポール・リバーの再開発で綺麗になったボート・キーだったか(赴任当時、倉庫街だったクラーク・キーが同様に再開発されましたが)の、海鮮料理の店に案内いただきました。オープン・エアのレストランで、名前は『小紅楼(レッド・ハウス)』。
 もともとは違う(あるホテル内の)中華料理店を予定していたのを「もっとシンガポールらしい所を」ということで、わざわざ変えてくれたとのことでした。

 赴任中、(ホテル内の高級中華料理店に比べ)安かったこともあり、チャンギ空港近くにある、イースト・コースト・シーフードパークに、ちょくちょく出張者を案内したり、また時には家族で行ったりとしていた店が、その中の一軒である『レッドハウス(漢字では小紅楼)』でした。常に地元客で満員の人気店でした。
 ここは、その支店とのことで、(当時と同じ)メニューが出され(味は勿論)懐かしさで一杯でした。

 そして、それ以上に驚いたこと。帰任してから既に15年になります。
そこに案内された時、フロア・マネージャー(店長)が、当時イースト・コーストに居たマネージャーで、特徴ある風貌(髪の毛の薄い「高木ブー」的)で、顔を合わせた瞬間、どうやらお互いが「あっ、お前はあの時の!」と感じた様でした。

 食事の合間に、彼のところに行って話をすると、やはり彼も私を覚えていてくれたようで、『やぁ、久し振り。15年も経つのか!あの頃は良く来てくれたよなぁ。○○社だったよねぇ?』と言う会社名が違ったのはご愛嬌ですが・・・。
聞けばこの場所の再開発で支店を出して、そこを彼が任されているとか。しかし、15年振りとは思えぬほど、彼が変わっていなくてビックリでしたが、味も同様、チリ・クラブ(カニを食べるよりもパンを頼んでドロリとしたソースを付けて食べた方が美味)もブラック・ペッパー・クラブ(このカニは英名マッド・クラブ。別名、マングローブ・クラブとも。現地ではスリランカ・クラブと言っていたような気がします。因みに和名はノコギリガザミで、ワタリガニの一種だそうです)も、更にはシンガポール定番のガルーパ(ハタの一種で、淡白な白身魚で蒸し煮が定番。最後にライスを頼んで、甘辛の醤油ダレの煮汁で食べるぶっかけ飯が最高です)。皆当時と同じで、懐かしさと一緒に久々のシンガポールを堪能することができました。

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