カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 ビッグコミック・オリジナル新年号のアウトドア・グッズ懸賞商品の中で掲載されていた「紙与作」なるもの。何と、新聞紙から紙製の「薪」を作る器具とか。カナダ製で、その名もペーパーログと言い、日本での輸入代理店が「紙与作」と命名して販売しています。
私くらいの年代ですと、小学校で新聞紙を水で捏ねてペーパー粘土にして何か作った記憶があるかと思いますが、同様に器に入れ器具で水を搾り出し板状にして、一週間程度陰干しをして薪代わりに使うという、アイデア且つエコ・リサイクル商品です。20枚程度の新聞紙(ちょうど全国紙の朝刊が40頁で10枚くらいでしょうか)で一本分。我家では、二紙取っていますので、毎日薪が1本作れることになります。
 ネットで検索すると、ニュース記事等でも結構取り上げられているらしく、価格も4500円とお手ごろで、地場のDIYショップに無ければ総代理店から送料込み4980円で通信販売も可能と言うことです。ただ、これだけで全ての薪を置き換えられる訳ではなく、(木の)薪と併用(木2:紙1の割合)した方が効果的で、その場合2~3割の薪がこの紙薪で代用できるということでした。そして、記事に寄れば(信じられませんが)この紙薪1本で2時間も火持ちがするそうです。我家では、冬季(11月下旬から3月まで)300束の薪を(購入し)使いますから、紙薪があれば計算上200束強で済むことになります(その代わり一体何本の紙薪を作らないといけないかは不明ですが・・・)。また、これまでは月一回の地区の資源ゴミ回収に新聞を束ねて車で運んでいただけに、一石二鳥にもなります。ただ、折込みチラシはインク等に含まれる化学物質の関係で不可とのことでした。ネット情報では、東急ハンズのアウトドア用品コーナーにもあるらしく、先週末家内が(また娘のところに・・・)上京した際に見てきてもらうことにしました。重さ2.9kgらしいのですが、持ち帰って来られるかなぁ?(⇒で、案の定、新宿高島屋まで行く時間が無かったとのことで、結局ネットで注文)
 そして、15日(実際は14日に配達されたのですが昼間不在のため、翌日夜に再配達してもらいました)「紙与作」到着。思ったより小さく、箱の大きさにして30cm×15cm程度。週末、早速「紙薪」製作に挑戦です。説明に寄れば、燃焼時間は1時間半程度とのことですが、それでもやはり優れモノ。週末に、試してみましたが、これが結構大変。10cm×20cm×5cmくらいに圧縮された紙「薪」が出来上がりますが、注意書きにあるように軍手をはめて作業をしましたが、5本くらい作ったところで手が痛くなりました。また、新聞はソイ・インクを使用しているので安全上は問題ありませんが、インクが 水に溶け出して、手(爪)が真っ黒くなります。
器具は外国製なので、かなり大雑把な感じ。特許の関係が分かりませんが、日本のメーカーならレバーに取っ手を付けるとか、もっと使い易いようにすぐにでも改善しそうな気がしました。木の薪2:紙薪1の割合で活用するためには、相当頑張らないといけない感じですが、いずれにしてもアイデア商品であることは間違いありません。

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