カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
昨日は(も?)飲み会だったため、朝家内に松本駅まで送ってもらって、いつも(借りている駐車場のある西口=アルプス口)とは逆(東口=お城口)から改札口(駅舎3階)へ上がっていったのですが、エスカレーターを上がると、正面の大きなガラス窓越しに、朝日を浴びて光り輝く乗鞍岳がいきなり目に飛び込んできて、電車の時刻も忘れて暫し見とれてしまいました。白く神々しいほどに輝いています。
松本平から望む北アルプスの山なみの中で、他とは少し違った山容の山があります。
上高地方面へ至る、島々谷のはるか向こうに聳える乗鞍岳がそれです。中央構造線に沿って隆起により険しく切り立った山なみの中で、乗鞍は火山であることから、裾野が広くふっくらした山容を見せています。乗鞍岳というのは、3026mの主峰剣ヶ峰や大日岳など23峰からなる連峰の総称だそうです。夏スキーや、子どもの頃の教科書でのコロナ観測所で有名な山でしょうか(また乗鞍高原はソバの栽培でも有名です)。
因みにコロナ観測所は魔利支天岳にあり、他には上述の大日岳以外にも、薬師、不動、魔王、大黒など神々の名をいただく峰が多く、神々しさを昔の人々も感じていた証なのでしょう。
乗鞍岳は、長野県側からは乗鞍エコーライン、岐阜県側は乗鞍スカイラインで山頂付近(2700mの畳平)まで車で行ける山でしたが、2003年から自然保護のため、上高地同様マイカー規制となっています。
特に冬になると、松で黒っぽく見える前山のはるか後方に、神々しく真っ白に輝き、まるで北アルプスの奥の院のように鎮座する乗鞍の山容を松本市街から望むことが出来ます。
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