カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
14日(関係ありませんが、討ち入りの日だったんですね)の日曜日は未明から雨が降ったようで、朝方は雪が舞い、寒い一日でした。
翌今日月曜日は晴れ。朝、東山・西山とも1000m弱くらいのところで、雪と雨の境界がクッキリと水平に直線が引かれたように、見事に白黒に色分けされていました。もう少しすると、雪も下まで降りてきて里も白一色になりますので、初冬独特の風景だと言えます。
朝、ボーっとした頭もシャキっとなるような寒さと、そして姿勢をしゃんと正すような冬山の風景。冬の信州松本の、何物にも代えがたい風物詩です。
【追記】
もう何十年と(海外駐在時代もしっかりと)定期購読している雑誌にビッグコミック・オリジナルがあります。もともとは『人間交差点』や連載が長くなった『風の大地』とかが好きで購入し始めたように思います。また浦澤直樹や一丸といった作家の作品や、村松誠の表紙もほのぼのしていて大好きです。
そうした中で、今連載されている一つに『岳』があります。北アルプスの山岳救助という異色のストーリー。作中で所轄の警察署として登場するのが「松本北署」。山(ボランティア救助の三歩)が主役ですが、脇役でしばしば松本市内の様子が描かれていて、写真から採ったにしても松本駅前の様子が(地元の人間が見れば)リアルに登場します。
そんな中で、異動(松本空港の営業所が閉鎖され)を余儀なくされそうな民間災難救助ヘリ(普段は荷物の運搬等)の腕利きパイロットの夫婦の会話として、『少し寒いけど松本は好きよ。』(でも異動するならどこへでもついて行くという流れですが)というやり取りの場面が出てきます。シンプルですが、言い得て妙。
そうです。『少し寒いですが、松本はいい町・・・です』
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