カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 松本白板から松島橋を渡ったところに、タイ料理のレストランがあります。最近、ここにはまっています。
きっかけは下の娘が帰省していて、明日帰京するという前夜。家族でどこかへと思っていたら、家内から会社の方と急に観劇にいくことになったと連絡があり、頭に来て、娘と「じゃあ、こっちも何か美味しいもの食べよう!!」と二人で外食することに。幾つか選択肢を挙げ、娘が選んだのがタイ料理。それまで車で前を通っただけで入ったことはありませんでした。
 びっくりしたのは、メニューの多いこと。中には「本日できません」と言うものもありますが、写真入りで何頁もあります。幾つか選んだのですが、どれも本場の味。それもその筈、店を切り盛りされる奥様(日本人)のご主人がシェフでタイの方。日本人向けに少し辛さは押さえているとのことでしたが、トムヤムクンも、一番気に入った空芯菜(カンコン)の炒め物も、生春巻きも、そしてご飯(タイ米)も、どれもシンガポールや旅先のタイで食べた懐かしい味でした。ただ、その日は『どこを探してもパクチー(コリアンダー。シンガポールでは中国語でシャン・ツァイ=香菜と呼んでいました)が無くて』と奥様が恐縮されていました。
 特に、シンガポールの時のように、ナイフとフォークならぬ、現地では定番のスプーンとフォーク(ちゃんと箸と一緒に最初から出てきます)で食べる空芯菜の「ぶっ掛けメシ」は最高でした。こんな田舎で東南アジアの味に出会えたことに驚きと感激で(値段は少々高めですが、食材の手に入りにくいであろう田舎の信州ではしょうがないでしょうし、高めでもいいのでずっと続いて欲しいお店です)、それ以来、夫婦で時々楽しんでいます。

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