カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 古くは、スズキ・メソッドの発祥の地。夏になると、才能教育のサマーキャンプに世界中から松本に集合して、街は小さなバイオリンケースを手にした子ども達で一杯になります。
 また近年は、サイトウ・キネン音楽祭の開催地としても、音楽の街を標榜する松本。学生時代、朝比奈さんの指揮で歌った荘厳ミサや若杉さんに振ってもらった第九など、合唱に明け暮れた自身にとっても、お陰で本格的なオペラハウスでもある市民芸術館や音響の良いハーモニーホールなど、一流の演奏を聴ける場所が地方都市である松本に増えたことはありがたいことです。全く関係ありませんが、本場ウィーン(国立歌劇場)で運良く聴けた、ムーティのフィガロは一生の思い出です。
 なお、サイトウ・キネン効果で、松本地区の学校の吹奏楽のレベルが上がり、全国大会へ選抜される学校が増えてきたことは喜ぶべきことでしょうか。合唱ファンの私としては、最近全国的に合唱人気が下火になっていることが心配ですが。子ども達が信州大学附属松本小で合唱をしていた頃、NHKコンクールの全国大会(銅賞でした)に行ったように、長野県は合唱も盛ん(小中学校では。出場校数は確か日本一の筈)ですので付記しておきます。

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