カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
長女が松本滞在中に、久世福と無印でNYのお友達へのお土産とNYで使う日用品を買いたいとのことで、パルコは2月末で閉店してしまったため、大混雑する週末を避け、多少はまだマシな平日にイオンモールに出掛けました。
ちょうど昼時だったので、買い物が終わってからそれぞれが好きなモノを選べるフードコートでランチを食べてから帰ることにしました。
イオンモールにはフードコート以外にも専門飲食店街もあるのですが、フードコートには色んな店もあるのでそれぞれ自分の食べたいモノが選べますし、時間が無い時などはセルフでささっと食事を済ませられます。また座席数が1000席と兎に角広いので、何より小さなお子さん連れにとっては、少し離れた席に座って子供たちが多少騒ごうが泣こうが周りに余り気兼ねせずに食べさせることが出来ます。ですから特に子育て中のヤングファミリーの皆さんには、市内では数少ない子供連れで安心して外食が出来る人気のエリアです。
こちらのフードコートで食べる時には良く利用していた(松本で長崎チャンポンは他では食べられないので)リンガーハットは残念ながら撤退してしまいましたが、10数店舗ある中から母娘は「小木曽製粉」のお蕎麦にするとのこと。しかし私メはせっかくの機会ですので、「凌駕IDEA」でラーメンを食べることにしました。こんなことでも無いと、独り以外の時にラーメンなど食べることが出来ませんから・・・。
(写真はH/Pからお借りしました)。


数組行列でしたが、ラーメンなら早かろうと思ったのですが、ワンオペではなく(但し、調理とトッピングは若い女性スタッフ一人で切り盛りされています)4人程スタッフがいるのに、結構時間が掛かりました。
選んだのは、イオンモール店限定という「松本ブラック」(800円)。大盛り無料とのことで、有難く大盛りでお願いしました。呼び出しベルを渡されて順番を待ちます。4~5番目だったかと思いますが、思いの外時間が掛かり、途中で家内が心配して座っている席を知らせながら見に来ました。
計った訳ではありませんが、サーブされるまでに10分以上掛かった様に感じました。

スープを先ず一口啜ると、凌駕らしくいきなり煮干し風味が感じられます。黒い色程スープは濃くはありません。麺はスープに良く絡む中細麺の縮れ麺。
「ウ~ン・・・」
個人的には、やはり煮干しは好みではない様です。やはり鶏と豚のスッキリしたガラスープの方が好きだなぁ・・・。
ラーメンで「松本ブラック」と称するのは、同じ松本の駅前通りにある「マルキ商店」にもあって、以前食べたそのマルキ商店の「松本ブラック」(第1717話)は、鶏と豚から摂ったガラスープをベースにした、焦がし醤油の真っ黒なスープで、色程に濃くは無く、勿論十分に塩気はありますが、むしろ塩味よりは甘味を感じました。一杯に盛られた九条ネギという青ネギの下の麺は細めのストレート麺でした。
但し、個人的に“ブラック”のイチオシは、「ブラック」と名乗っている訳では無いのですが、やはり“元祖”京都ラーメンの名店「新福菜館」の黒いスープの中華そばと、その醤油を使った黒いチャーハンでしょうか。

因みに、凌駕グループでは複数ブランドを展開する中で、最近松本市内の元町に、豚ベースの京都スタイルのラーメンという、黒醤油のコクと風味が香る「中華そば 焼きめし やま本(ヤマモト)」をオープンしたとのことですので、“京都ラーメン”を代表する新福菜館か第一旭のどちらか寄りかは分かりませんが、もし京都風のラーメンがここ松本で本当に食べられるのなら、行ってみる価値がありそうです。ですので、むしろ私メが食べるべきは「凌駕IDEA」の松本ブラックではなく、同じ凌駕グループの「やま本」の黒中華そばなのかもしれません。
推定6歳のシーズー、保護犬くるみ(判別し易い様に、以下クルミとカタカナ表記にします)が11月22日に我が家にやって来て、早4ヶ月が経ちました。

それからは、仮ママさんの所でせめて標準体重になる様にと生まれて初めて十二分にエサを与えられ、我が家に来てからも引き継いで食べさせた結果、3ヶ月で4.5㎏まで増えたので、これ以上太って脚に負担を掛けてもいけないので、それから少しセーブしましたが、相変わらずの食欲旺盛ぶり。
仮ママさんの所では怖がって食事以外の時はクレートから出なかったこともあって、また足に障害があって引きずって歩くので、普通の犬の様な散歩は正直無理かと思っていました。
ところが、次第に慣れて来ると、朝起きてテンションマックスの時や、食事の用意が出来て食べる所に運んで行く時など、それこそコユキより早いくらいに走って行くのです。その走り方は、脚が曲がらないので、犬が走ると云うよりもウサギの様にピョンピョン飛び跳ねる感じではあるのですが、ビックリするくらい活発なのです。
家に来てからニ週間後、動物病院での予防注射とレントゲンや血液検査等を経た結果は、やはり脚は固まってしまっているので手術等で直すことはもう無理とのことでしたが、それ以外はすこぶる健康とのこと。




その結果を受けて、初めて戸外に連れ出して、初めて見る外界の様子にも“おっかなびっくり”ですが少しずつ慣れた結果、家内が家に居る時はコユキとクルミと一緒に散歩に出かけるのですが、今ではお互い嬉しいのか時にはクルミはピョンピョン走りながらコユキと競い合う様に散歩をしています。
ただ保護されるまでは劣悪な環境下だったというブリーダーの所では、ケージから出たことも無かったのでしょうか。他の人や他の犬に対しては興味津々ではあるのですがとても臆病で、じっと見たまま怖くて動けず、時に他のワンコが挨拶にお尻を嗅ぎに来たりすると、怖がって私の後に隠れてしまいます。外界と触れ合う機会を増やしながら、焦らずに段々と慣れるしかないと思っています。




一方、家に居る時のクルミは、朝起きた時やお留守番をしていて私たちが家に戻って来た時など、コユキと一緒に嬉しそうに家の中を跳びまわっています。
そして、じゃれて甘噛みをする時もあるのですが、クルミは歯がしっかりしているので甘噛みでもコユキと違って痛いため、遊び用にワンコ用の引っ張る縄や音の出るシリコン製のオモチャなどを買って与えてみると、楽しそうにそのオモチャでじゃれて独りで遊ぶ様になりました。
またマルチーズのコユキはそうした姿をすることは余り無いのですが、シーズーのクルミは昔のチロルやナナ同様に“へそ天”ポーズを見せることもあり、随分と私たちには心を開いてくれる様にもなりました。




それは禅宗の開祖達磨大師に弟子入りを請うため、慧可が自らの左腕を切断して決意を示したという伝説を描いた、雪舟の国宝指定6点のうちの一つ、『慧可断臂図』(えかだんぴず)。連想したのが、その絵に描かれている達磨大師だったのでした。その後体重も増え毛も伸びて、毎月掛かり付けの動物病院へコユキと一緒にトリミングへも行くようになって、口の周りの黒かった部分も白い毛も伸びて来たので達磨さんからは少し変わってきたかもしれませんが・・・。私たちからは相変わらず“達磨さん”と呼ばれているクルミです。



体重も4.5㎏と、4~6㎏というシーズーの標準体重になって、ピョコピョコではあっても、元気に走り回るクルミ。
今までの分を取り戻して、まだ10年以上ある筈のクルミの“犬生”を、縁あってやって来た松本のこの家で同じ保護犬だったコユキと一緒に、穏やかに平和にそして何より健やかに生きて欲しいと願っています。
【追記】
3月31日、リタイアしてもどうしてもFiscal Yearとして年度切り替えを意識してしまいます。
さて、その31日。今日は家内お義母さんの面倒をみるために、定例で朝から実家に行ったので、ワンコたちの散歩は私一人です。
数日前から寒の戻りで一昨日の朝松本では雪が舞いましたが、今朝も寒かったので少し暖かくなってきてから順番で先にコユキの散歩を済ませ、続いてクルミ。他のワンコがマーキングする生垣の所で、クルミも匂いを嗅ぐことは良くあるのですが、この日はナント、クルミがおそらく生まれて初めての(多分)マーキングをしたのです。これまでは、家の中のオムツシートでしかしたことが無かったのが、コユキと一緒に散歩をする様になってか(コユキは朝だと“ウンチング”とマーキングを散歩中にするのが日課です)、或いは戸外の散歩で他のワンコのマーキングした場所の匂いを嗅ぐようになったからか、12月の健康診断結果を受けて初めてクルミが戸外に出る様になって4ヶ月。今日が生まれて初めてのマーキングでした。ですので、3月31日はクルミの“マーキング記念日”!少しずつ、クルミも“普通の”ワンコになっていきます。
昨年の2月に渡米してからちょうど一年振り、二月末に長女が久し振りに帰国して来ました。
NY本社のポストに応募し、社内外の志願者の中から見事合格したのですが、社内での移動になるため、東京支社からの“転勤”扱いで昨年2月に日本から渡米して丸一年。米国の会社ということが大きかったのでしょうが、予想以上に早くグリーンカード(米国永住権)が取得出来ました。
申請期間中は海外出国すると申請が無効となるとのことから、中には10年以上も国外に出られなかったという移民の人も多いそうですので、彼女の場合は何よりでした。しかも、夫人は26歳でNYに移民して来たスロヴェニア人ですし、また今回は南アフリカからの移民の実業家である民間人を自身は重用しておきながら、移民政策に否定的な某大統領就任前に取得出来たのはタイミング的には尚更でした。
実際に、昨年まで彼女が東京勤務の時に住んでいた麻布台のマンションに行った時に、偶然近くのコインランドリーで会った米国在住のインド人のITエンジニアは、グリーンカード所得までに10数年掛かったそうで(インドと中国本土からの移民申請には、永住権取得までにかなり時間が掛かるとのこと)、その時は10数年振りの海外旅行に念願だった日本にやって来たと言っていましたから。
その彼女が東京での仕事や友人との久し振りの面会を済ませてから、10日間程でしたが松本にも久し振りに帰省して来てくれました。
滞在中、久し振りの“母の味”は勿論ですが、その間“親子水入らず”(この場合のオヤコは“母娘”と書きます)で、美ヶ原温泉の我が家イチオシの料理旅館「金宇館」一泊して温泉と懐石コースを堪能したり(私メはコユキとクルミがいて宿泊出来ないので、今回は食事も断念)、他にも松本滞在中に外食を楽しんだり・・・。その間の彼女のリクエストは、お土産と叔父叔母への挨拶がてら「そば処 丸周」での十割蕎麦も含めて、勿論毎日和食オンリーでした。
その中の彼女のリクエストの一つが、最近の鰻の評判店という松本「うなぎ すっぽん 山勢」でした。
私が少なくとも知っている個人的な“極々狭い”ウナギの世界の中で云うと、例えば東麻布飯倉の「野田岩」や成田山参道の「川豊」、そして長野県内では諏訪の「小林」や松本の「まつ嘉」などといった老舗の鰻の名店に伍して、最近ネットのグルメサイトのジャンル毎の百名店に選出されるなどして富にその評判を高め、今では全国的にも鰻の人気店という評判を得ているのが、ここ松本の「うなぎ すっぽん 山勢」なのだそうです。
以前は松本駅からすぐの新伊勢町に店を構えていて、松本で開業してからまだ10年も経っていない筈ですが、そのグルメサイトの全国“うなぎ百名店”に選出されるなどして評判となり、2年程前に松本市大手の旧善光寺街道沿いの東町通りに面した元呉服店を改装して移転。
我が家でも、松本駅前に在った頃から娘たちの話題に挙がることはあったのですが、これまで一度も食べに行ったことが無く、今回長女のリクエストで初めて行ってみることになりました。
当初はランチに鰻重かと個人的には勝手に思っていたのですが、母娘曰く、「せっかく山勢に行くのならば・・・」と、“キヨミズの舞台”ではありませんが、鰻のコース(15000円+サービス料10%)にするとのこと。
そこで、平日の夕刻に(奥さまが)予約をして出掛けました。

松本は前日からの“上雪(カミユキ)”(注)がまだ道路の脇に残る中、上土のコインパーキングに車を停め、一筋東側の通りに歩いて向かいました。そこは旧善行寺街道の旧町名で“東町”という界隈で、和食とフレンチ「ヒカリヤ」の斜め対面にその店はありました。
「山勢」の新店舗は京町屋を彷彿させるような建物で、シンプルながら和モダンに改装された店内には、見事な欅の一枚板のカウンター5席と4名掛けの立派な無垢の樺材(カバザクラだそうです)で仕上げた特注のテーブル2卓という、シンプルながらもゆったりとした配置(H/Pからも写真を拝借しました)。
そして、大きなサッシからは中庭が望め、この日は昨日から今朝まで降り続いた今年初めての降雪で、窓越しの中庭は真っ白く一面雪に覆われていました。


この日の山勢の「うなぎコース」は、
・ボラの刺身
・たたき牛蒡の胡麻和え
・肝焼き
・白焼き
・うざく
・蒲焼
・御飯、鼈のスープ(味噌汁に代えてのサービス)、香の物



因みに「山勢」では、他のウナギの老舗が拘る様な備長炭での炭火ではなく、常に均一にムラ無く焼けることから、電気コンロを使用しているのだそうです。そのため炭の燻された香りが身に付かないので、味が“キレイ”に仕上がるのだとか。
また、鰻の白焼きも蒲焼も関東風に蒸さずに、ここ松本では珍しく関西風に地焼きするにだそうです。そのため、皮目はパリッしていて香ばしく、蒸していないので身は脂が溢れんばかりにとろっとする由。但し開くのは、関西風に腹ではなく関東風に背から。



蒲焼とご飯は別々に供されるので、お好みでご飯に載せて鰻丼風にしても食べられますし、ツヤツヤと粒が立ったご飯はお替わり自由とのこと。鰻丼や鰻重の様にタレをご飯にまぶすよりも、鰻そのものがかなり脂っこいので、却って白飯と食べた方がくど過ぎず良いかもしれません。
この日はサービスで、お好みで味噌汁を鼈のスープに代えていただきました。
コースに合わせてのこの日の飲み物は、家内はジャワティー、娘は店お薦めの赤ワイン、私メがビール中瓶と地元塩尻の美鈴々酒造の特別純米「みすず」を冷酒で。

それに、いくらコースとはいえ、一人2万円近く払うなら、松本だったら「まつ嘉」や「観光荘」で特上の鰻重を三回食べた方がイイかな・・・と、“庶民”の年金生活者にとっては「山勢」は少々贅沢過ぎるのでは・・・と思ってしまいました。
「山勢」のご主人は、料理人というよりむしろビジネスマンとして“やり手”の様で、中町に全くジャンルの異なる「と亀 」という、餅、おかき、おこわと中華ちまきの持ち帰りの店もオープンさせて話題になっていて、今回娘も寄りたがっていました。しかも、近々NYでも販売を開始するそうで、NYの店舗の場所を確認するなど、ご主人との話で盛り上がっていました。
因みに、娘は東京での外資系コンサル時代も含め、麻布台に住んでいた時にも、すぐ近くの飯倉「野田岩本店」で、会食やプライベートでもそれこそ老舗の有名店の鰻を何度も食べている筈ですが、終ってからの会話の中で、今回のコースの中で一番美味しかったのは・・・?という問いに、娘も私も選んだのが「たたき牛蒡」だったのにはお互い笑ってしまいました。
【注記】
日本海側の影響を受ける大町・白馬や飯山・野沢温泉と云った北信地方と異なり、同じ長野県でも太平洋岸の気候の影響を受ける中南信の松本諏訪地方は、冬型の季節配置が崩れて関東地方に低気圧が発達する春先になる頃に降る「上雪(かみゆき)」と呼ぶ降雪が本来。従って、上雪が降れば、“春の遅い信州”にも春がそこまで近づいている証拠。
これまで何度もご紹介してきた、15年以上奥さまが大切に育てている我が家の蘭のシンビジウム3鉢。
株が増えすぎて鉢が狭くなってしまって、それに鉢が耐え切れずにひび割れが入って来ていたり、或いは枯れた株も出てきていたりしたので、戸建てに住んでいた時に庭のメンテナンスを毎年春秋の二回お願いしていた同級生の経営する園芸店「ナカツタヤ」に頼んで、一昨年増え過ぎた株と鉢の更新をお願いしました。
奥さまに依ると、それぞれの株には寿命があって、花を何年か咲かせるとその株は寿命を終えて枯れ、次の新しい株にバトンタッチして行きながら全体に成長していくそうなのですが、将来を見越して古い株を取って新しい株を残して、全体をダウンサイズしていただいたのです。
その結果、素人目には「やり過ぎでは?」と思えるほど大分スッキリしたので、昨年は花は咲かないだろうと思っていたのですが、それぞれ僅か一本ではありましたが、二鉢から花芽が出て来たのです。ミルキーウェイも、たった一輪ですが、しっかりと咲いてくれました。
シンビジウムは例年だと12月前後に花芽が顔を出し、12月末から1月くらいに咲き始め、長い時は6月になるまで半年近くも咲いています。
東京で開催される「世界らん展」に毎年ブースを出展するという華道家の假屋崎省吾氏曰く、
『一般的に蘭は高価というイメージがあるが、咲いている期間がとても長いので、その期間の日数で割れば、花が楽しめる一日当たりのコストで考えると、むしろ他の花よりも安くなる位コスパが良い!』
まさにその通りなのです。
さて今年は、ミルキーウェイはこれまでも隔年で咲いていたので、ダウンサイズした昨年、僅か一輪でしたが花を付けてくれたので今年は花芽はありませんでした。他のシンビジウムでは、一鉢だけしかも一本だけでしたが立派な花芽が伸びて来て、全部で16個ものたくさんの蕾を付けてくれました。
途中、花芽が折れないように支柱で支えるために、中に針金が入っている結束紐で括り付ける際、過って先端部分の花芽を折ってしまいました。

残りの蕾は順調に成長し、2月3日に最初の蕾が開花。そして13日には満開を迎えました。

華道家の假屋崎さんの言われる通り、これからまだ先、6月頃まで咲き続けて、私たちの目を楽しませてくれることと思います。
そして栄養を蓄えて、来年はもっと多くの花芽が出て来ることと、ミルキーウェイも来年は絶対に花芽を付けてくれる様にと願っています。
コユキもクルミも元繁殖犬として多頭飼育されていて、ブリーダーから不要犬として捨てられた保護犬です。コユキは声帯を切られているため、気管が腫れるので呼吸し辛さを抱えており、我が家に来てから6年になりますが、既に3度気管を拡げる手術を受けました。
また、ボランティアの仮ママさんに依ると、劣悪な環境で飼育されていたというクルミは、骨折した左の後ろ足をそのまま放っておかれたためか足を曲げることが出来ず、引きずりながら歩行します。保護団体でも、また我が家に来てからも掛かり付けの動物病院でも精密検査もして貰いましたが、やはり今からでは手術も含め治療は不可能との診断でしたので、不憫ですが一生障害と付き合って生きていくしかありません。
でも有難いことに、幸い二匹とも“呆れるくらい”食欲旺盛です。マルチーズのコユキは体重3.6㎏、シーズーのクルミは保護された時にガリガリに瘦せていて、2㎏台。そのため、保護団体のボランティアの仮ママさんが、たくさん食べさせ、我が家でもそれを継続した結果、今では4.5㎏と順調?に体重が増え、シーズーとしての標準体重である4㎏~6㎏の範囲内になりました。
二匹ともしっかり食べてくれるのは本当に有難いのですが、そのためクルミが来てからのドッグフード代は、当然ですがコユキの時の倍以上になりました。
我が家では、ナナとコユキの時からドライとウェット二種類のドッグフードを混ぜて使っていて、ウェットのドッグフードは、
『ニュージーランド産の最高等級の原材料だけを使っている「ブッチ」。 ブラックレーベル・ホワイトレーベル・ブルーレーベルと3つの種類があります。 生肉と同じ栄養成分と水分を含んでいるのが特徴で、安全性の高さから幅広い層の飼い主さんに人気のあるチルド・ミートフード』
です。
またドライフードの方は、
『アボダームは森のバターと呼ばれるアボカドの「AVO」と「皮膚=DERM」を名前の由来とするとおり、皮膚・被毛を美しく、健康に保ちたいという思いを込めてつくられた総合栄養食。
カリフォルニア産のアボカドのみ使用しています。 愛犬の皮膚・被毛の健康に不可欠なオメガ3.オメガ6を含む不飽和脂肪酸を豊富に摂取することができ、アボカドの恵みの利点を活用することができます。AvoDermが、1982年発売から現在に至るまで様々なお客様にご愛用頂き歩んできた実績は、AvoDermが犬と猫にとって安全であるだけでなく、皮膚と被毛の健康に不可欠な栄養素も提供することを証明しています。
アボダームは皮膚と被毛のトラブルを抱えたペットの飼い主さんから絶大な支持と信頼をいただいているナチュラルフードで、米国でも長い歴史をもっています。アボガドには、11種のビタミン、14種のミネラルが含まれた栄養価の高い果物で、ギネスブックにも「栄養の宝庫」を記され、約20%含まれる植物性オイル(脂肪分)のうち、80%以上が不飽和脂肪酸で、これは皮膚・被毛にいい成分を含んでいます。』
実際、このフードに変えてから、酷かったコユキの涙焼けが嘘の様に消えてキレイになったのにはビックリしました。

ナナの時代から、ここ何年かドッグフードをブッチとアボダームに変えて二種類をミックスしてワンコたちの食事にしていたのですが、ところが突然ブッチの販売元から連絡がありました。
『農林水産省は、令和6年12月2日(月曜日)、ニュージーランドからの生きた家禽(かきん)、家禽肉等の輸入一時停止措置を講じました。
1.経緯
ニュージーランドのオタゴ地方の家禽飼養施設において、高病原性鳥インフルエンザ(H7N6亜型)の発生が確認された旨、ニュージーランド政府から発表がありました。
2.対応
ニュージーランド政府の発表を受け、本病の我が国への侵入防止に万全を期するため、令和6年12月2日(月曜日)、ニュージーランドからの生きた家禽、家禽肉等の輸入を一時停止しました。』
そのため、
『ドッグフードを販売しているButch(ブッチ)では、ニュージーランドで発生した鳥インフルエンザを受けて全フード商品の新規販売を終了し、販売開始時期は未定となります』。


奥さまが色々ネットで探して検討した結果、ブッチに代わるウェットフードに選んだのが(以下H/Pからそれぞれ引用します)、
『犬・猫向けの生肉専門店「HUGBOX」から新登場した食いつき抜群のドッグフード。本来、肉食動物である犬の食性にあわせて作り出した「HUGBOXブレンド」の、ホースとチキン。
オオカミを祖先に持つ犬は元々肉食動物なので、犬の体は本来生肉を処理するのに適した機能を備えています。
従って、犬は獲物の筋肉・内臓・骨を”生のまま”丸ごと食べることが本来の食事スタイルであり、それが最も消化しやすく栄養バランスも整っているごはんが「HUGBOXブレンド」で、これは本当に犬の食性や体のことだけを考えて作られており、穀物も豆も一切含まず、お肉の筋肉(赤身肉)・内臓・骨が90%以上配合されています。
さらに、野菜や果物は消化しやすいようにペースト状に仕上げています。』
とのこと。


こちらの生肉を夕飯にして、朝はこれまでのアボダームを主に、コユキが何度かの出産の結果、カルシウム不足と歯周病で歯を抜いてしまって、牙以外殆ど歯が無いので、犬は丸飲みにするとは云うものの、固いままだと可哀想なので、ふやかして食べ易い様にするために、チキンスープが主のチキンブロスも併せて購入。
こちらは『国産の無投薬鶏をまるごとボーンブロスに。 健康的に育った安心安全の丸鶏の肉・骨の栄養がギュッと凝縮』されたスープです。
そして、これにお湯も少し加えてアボダームに混ぜることで、ふやかして、更にここに馬肉のミンチをトッピングすることになりました。

また、栄養豊富でありながら低カロリーなので、ドライフードを減らし、その分を生馬肉に置き換えることで食べる量も増えて満足度も上がります。
国産の安心な馬肉を生で食べて人間が食べる生の馬刺しの整形時に出た切れ端をミンチにしています。
生きた酵素は栄養素を消化・吸収するために使われるとても重要な役割を持っています。しかし、熱に大変弱い為、加熱処理されたドッグフードではうまく摂取することができません。その為、生の馬肉から摂取することが望ましいのです。』
とのこと。



チキンブロスはスープなので、一旦解凍し、一食分のスープの分量でキューブの製氷皿に小分けして再冷凍。
馬肉ミンチは冷凍時サラサラな小粒なので食べる数時間前に必要なグラム数を測って、それぞれを食事の数時間前に常温で解凍します。
以上、変更により多少食事準備の手間は増えましたが、それでワンコたちが健康になるのであれば結構です。
その結果、コユキだけの時から比べると、クルミが来て倍増していた我が家の“ワンゲル係数”は、今回の遠く離れたNZでの鳥インフルエンザに伴うドッグフードの変更により、それまでに比べて月額で更に倍増・・・。
これも、ワンコたちのためならば・・・と、年金生活者夫婦の“エンゲル係数”を削ってその分をワンコたちの“ワンゲル係数”の方に回しても、こればかりは致し方ありません・・・。
(ウ~ン、でも何を削ろうかなぁ?・・・。外食? えっ、ビール!?イヤイヤ、それは・・・・)