みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の永田郷です。
暑い日が続いているかと思えば、長野は急に寒い日が続くようになってきました。秋ですね。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
ということで、今回は寒い日に歯が痛くなりやすい原因について考えていきたいと思います。
冬になると虫歯でもないのになぜか歯が痛くなるという経験は誰にでもあるかと思います。
実は、こうした経験をされる方は多くいらっしゃいます。
「きちんとした原因が分からず、とりあえず鎮痛剤などで対処している」という人もいらっしゃるかと思いますので、冬に歯が痛くなる原因として考えられるものをいくつか挙げてみたいと思います。
1.筋肉痛.
冬の歯痛の原因として一番多いのが、歯の食いしばりによっておきる筋肉痛です。
歯を食いしばるという行為は、無意識のうちに行なってしまうことが多いそうです。
特に寒さに耐えるときや、何かに集中しているときなどに奥歯に力が入ります。
つまり冬の寒い寝室で寝ているとき、無意識に歯を食いしばり寒さに耐えながら眠っているため、あごの筋肉が常に緊張状態にあり、そのため朝起きると歯が痛むように感じます。
解決策としては、まず1日に数回あごを前後左右に揺する体操をしてみましょう。
これは筋肉をリラックスさせる効果があるため、痛みの緩和に繋がります。
改善されないようであれば、歯科で食いしばりや歯ぎしり防止のマウスピースを作成するという手段もあります。
保険診療で作ることができるため、酷い痛みに悩まされている人は一度ご相談ください。
2.寒暖差.
冬は、寒暖差にも注意が必要です。
寒い屋外で温かい飲み物を飲んだときなどに突然ズキンと痛みが走る場合は、歯の神経が感じる寒暖差が原因かもしれません。
また、もともと知覚過敏を患っている方は寒い風を受けるだけでも歯がしみる事もあります。
寒い屋外では歯を冷やさないように、マスクやマフラーで口元を覆って外出するだけでも少し楽になるかと思います。
冬は夏に比べて水道の水も冷たいので、お口をゆすいだ時にしみてしまう頻度も高くなるかと思います。
当医院でも知覚過敏の処置をおこなっておりますので、気になる方はスタッフにお気軽にお声かけください。
最後までお読みいただきありがとうございました。