皆さんこんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
インプラント審美サロン
デンタルマネージャー 塩原由理です。
最近、噛む回数が減ったことで、あごが昔の人に比べ小さくほっそりしてしまっているようです。その影響で発育期の子どもたちは、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなったり咬合異常や噛み合わせが安定しないこともあります。さらに大人になって親知らずの生え方の異常により、抜歯せざるをえなくなる場合もあります。
そうならないためには、強くしっかりしたあごをつくる必要があります。
母親としては、離乳食の頃から歯の発育にあわせた、よく噛んで味わうことのできるメニューを考え、加熱時間を加減して適度な歯ごたえを残すようにしましょう。
さらに、しっかり噛むことができる丈夫な歯をつくるために、カルシウムやたんぱく質を充分にとることを心がけましょう。
もちろんよく噛むことが大切なのは、お年寄りも同じです。よく噛んで食事をすることが、認知症を防ぐといわれています。逆に合わなくなった義歯を使っていると咀嚼機能を低下させますから、認知症患者の場合その状態の悪化がみられるといったこともあります。
全身の健康維持に、噛むことは大きな関わりがあります。
噛むという動作は、健康のためにとても大切ですが、そのためにも丈夫な歯をもつことは不可欠です。
健康な歯は健康な身体をつくります。常に口腔ケアを心がけながら、噛みごたえのあるものをよく噛んで食べる、ゆったりと時間をかけて食事をするということを実践しましょう。一口食べ物を口に入れたら、30回~50回噛むのが理想的です。好き嫌いなくバランスよく食べることも忘れずに、良く噛むことを意識して食事を楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。