皆さんこんにちは。
長野県塩尻市にある
鴨居歯科医院審美サロン
歯科衛生士の武居 真弓です。
今週、降り積もった重たい雪もあっという間に溶け、今朝はあたたかい春の兆しに嬉しくなりました。
3月は卒業、新学期への準備、引っ越しなどなど・・・いろいろありますね。
お赤飯、赤飯饅頭など食べる機会が多い時期です。
なぜ、赤い色をしているかというと、赤い小豆と一緒に炊くからだということはよく知られています。
白いお米を小豆と一緒に炊いて赤く染めた赤飯が、神事や祝い事にお供えとして用いられるようになったのです。
そこから、めでたいことがあると赤飯を炊くという風習につながっていったようです。
小豆にはビタミン類や抗酸化作用のあるポリフェノール、利尿作用のあるサポニン、動脈硬化を防ぐカリウムなどが豊富に含まれているので、江戸病といわれた脚気(かっけ・ビタミンB不足が原因)を予防するために、健康食として食べられたという側面もあるようです。
また、紅白という言葉は2つの意味で使用されています。
相対する(対抗する)2つの組を意味しています。
めでたい、お祝い、縁起がよい、といった意味でも使用されています。
赤色が赤ちゃん、白色が死や別れを意味し、その2つの色を組み合わせることによって人生そのもの(人の一生=ハレの舞台)を表しているという説や、花嫁衣裳の色であるという説、古くからお祝に赤飯を食べていたからという説などが主な由来として知られています。
退魔を意味する赤色ともいわれるそうです。
定着している風習や食べ物の意味を知ると、面白いですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました☆☆☆