皆さん、こんにちは。
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの塩原由理です。
親知らずはなぜ生えてくるのでしょうか?
先日患者さんから質問をいただきました。
そこで調べてみました。
昔、人間は木の実や生の肉など硬いものが中心の食生活でした。
そのため食べる時はよく噛む必要があり、顎の骨が発達していたため、親知らずが生えてくるスペースがありました。昔の人々にとっては、歯は生きていくために不可欠のものであり、大人になって生えてくる親知らずには大きな意味があったようです。
現代の食生活では子供の頃から軟らかいものを食べることが多くなりました。
これに伴ってよく噛むという習慣も薄れ、顎が十分に発達しなくなったのです。その結果、親知らずのスペースが足りなくなり、きちんと生えなくなるケースが増えてきました。
親知らずがまったく生えない人も増えているのは確かです。抜歯で大変な思いをしなくて済みますね。
親知らずは、歯肉が部分的に被さったままになる人も少なくありません。これによって周囲が不潔になり、歯肉に炎症を起こしやすい状態となります。そうなると、抜くことをおすすめする場合もあります。
心配な方は一度ご相談くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。