皆さんおはようございます。
鴨居歯科医院
歯科医師の田中です。
私毎ですが、月曜日から体調を崩してしまい、火曜日の午前中に休みを頂きました。ご迷惑をお掛けしました。インフルエンザ検査では陰性でしたが、本日もゆっくりと休みたいと思います。皆さんも気をつけて下さいね!
さて、なぜインフルエンザや風邪などの感染症になるのでしょうか??
感染経路は様々ですが、同じなのは口や鼻、粘膜などから原因菌(もしくはウイルス)が侵入するところからスタートします。
侵入してもすぐに症状の発症とはなりません。潜伏期間というものがあります。または私たちの身体には、防御機構がたくさんあり簡単には病気に負けないようになっています。
病原菌に対して賢くありたいですね。
①身体に入る菌の数を出来るだけ少なくする。
公共の場や人が多いところ、病原菌に触れたなと思ったら、目や口を触る前に手洗いやうがいを必ず行う。例えばノロウイルスはたった20個のウイルスでも身体に入ると感染が成り立つと言われています。
②身体の免疫機能をしっかり活用する。
体調の悪化は免疫機能を低下させます。私は早朝車で塩尻を出発し2日間の大阪の研修会に参加し、帰りは夜車で出発し朝帰宅するということをいつもしており、今回体力の限界が来たんだな、と反省しています。しっかり休みましょう。
栄養を摂りましょう。身体は何から出来ているか?毎日の食事です。バランスの良い食事は必須です。とくに身体をつくるタンパク質と身体を整えるビタミン類をしっかり意識して摂りましょう。現代の日本人の食生活では、炭水化物、特に砂糖の取り過ぎ。またはタンパク質、ビタミンを取らなさすぎ。と言われています。強い身体は病気にもなりにくいです。砂糖の取り過ぎはインスリン抵抗性を引き出し、免疫機能の低下に繋がることも、先日勉強してきました。
口呼吸を辞めることも大事です。鼻の粘膜のフィルターを通すことで、空気感染である病原菌と戦うことができます。ダイレクトで口に病原菌が入ることはリスクなんです。歯並びや、鼻炎が原因で、いつも口がポカンとしてしまっているお子さん。非常に多いんですが、身体の免疫機能をうまく活用出来ていないことになります。
唾液を良く出す。上に挙げた口呼吸や薬の副作用など何らかの影響で唾液が少ないと、むし歯などの歯の病気だけではなく風邪などの感染症も起こしやすくなります。これは唾液の中に細菌と闘う力があるからです。べろ回し運動、あいうべ体操、ビタミンCチュアブルの摂取など唾液腺を刺激することを習慣化することも大切です。
今日はここまでとしましょう。最後までお読み頂きありがとうございました。