みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
事務長の三原智郎です。
今日のオリンピックのフィギュアスケート男子では、羽生結弦選手が見事金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得しましたね!
本当におめでとうございます!!!
金・銀・・・
というと歯科関係の中では「金銀パラジウム合金」という言葉がぱっと思い浮かぶ方が多いです。
この「金銀パラジウム合金」とは文字通り、金と銀とパラジウムという金属を合わせた金属で、保険適用の「銀歯」に使われています。
金属の配合は、
銀 40~54%
パラジウム 20%
金 12%
銅 6~17%
その他(亜鉛、インジウム、錫)
といった組成で出来ています。
メリットは保険適用で「経済的に安く治療できる」事が挙げられますが、デメリットの多い金属です。
歯よりも少し硬く治療した歯自体の寿命を短くしやすく、かみ合わせた歯にも悪影響がある。
唾液によってイオン化してとけだし、少なからず体に影響を与える。
接着ではなく合着する為、治療後にムシ歯になる可能性が高い。
見た目も悪い。
と噛む機能の回復のみを目的としている最低限の治療法です。
現在、セラミックを入れる治療が主流となりつつあります。
もしお口の中に「金銀パラジウム合金」の入っている方は、一度歯科医院で現状把握してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。