サルに冷水を浴びせる実験
長野県塩尻市にある鴨居歯科医院
歯科医師の田中です。
先日は雪が降りましたね、苦労されて来院された方も多く、感謝しております。余裕を持って道中気をつけて下さいね。
本日はすべらない話の紹介です。
檻に4匹のサルが入っていて、階段の上にはバナナがある。1匹が階段を上ろうとすると、4匹に水が浴びせられた。別のサルが階段に近づくと、また水が浴びせられた。
仕組みを理解したサルたちは、階段を上ろうとするサルを皆で阻止するようになった。
さて、水が出ないようにしてサルを1匹、入れ替える。新参のサルは階段に向かうが、すぐさま3匹に阻止される。それが幾度か繰り返され新参のサルは檻の中のルールを知る。
さらにサルを1匹入れ替える。これも階段を上ろうとするが他のサルたちに阻止される。先の新参のサルも阻止する側にまわる。
全部が入れ替わり水を浴びたサルがいなくなっても、新参のサルが階段に近寄ると他のサルがそれを阻止する行為が続いた。
教訓
ルールは存在理由がなくなっても慣習として残り続ける。組織で不正が長年にわたり継続するのも同じ理由。古くからの慣習が発展を阻害していないか、定期的に見直しを。
一つの会社としてもそう、日本の政治としてもそう、僕たちは考えて行動するべきですよね。
参考雑誌:PRESIDENT 2017 12 18号から抜粋、原話:Fヴァーミューレン著、ヤバい経済学、世界のビジネスで行われている不都合な真実より
最後までお読みいただきありがとうございました。