みなさんこんにちは!
鴨居歯科医院鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の武居 真弓です。
最近、口内炎で。。という患者さんが多いので、今回は口内炎についてお伝えしますね。
「口内炎」とは、ほおの内側や歯茎などの口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称のことを指します。
口の中は粘膜で保護されていますが、免疫力低下などの理由で細菌から守りきれなくなると、炎症がおきて口内炎を引き起こすのだそうです。
口内炎ができる原因
① 口内の傷
口内炎は、口の中の傷に細菌が繁殖することで起こります。
つまり、口内炎の一番の原因は「口の中の傷」。
傷ができると、この傷が原因となって口内炎発症につながることがあるそうです。
② 免疫力低下
口内炎は、傷口で細菌が繁殖し、炎症を起こすことで起こります。普段は免疫が働くことで細菌の繁殖を食い止めてくれますが、免疫力が低下すると細菌が繁殖しやすくなり、口内炎が起こりやすい状態になってしまいます。
日頃から免疫力を上げておくことが、とても重要ですね。
③ ビタミンB2,B6の不足
口の中は唾液などの粘液によって保護され、傷口の細菌を洗い流しています。
しかし、皮膚や粘膜を守る「ビタミンB2」、皮膚や粘膜の健康を維持する「ビタミンB6」が不足すると、傷口を細菌から守る粘液が不足し、口内炎ができやすい状態になってしまいます。
痛みが強い口内炎は、早く治したいですよね。
治す方法
①軟膏や口内パッチをつける
炎症を鎮め、痛みを和らげてくれる効果があります。
②うがい薬を使ったうがいで殺菌する
20秒間のうがいを3セット繰り返すと口内の細菌を10分の1に減らせる。
③食後の丁寧な歯磨き
口内の傷を増やさないため、また、治ろうとしている傷を悪化させないためにも、食後の歯磨きはやさしく丁寧に行いましょう。
④睡眠をしっかりとる
睡眠不足は免疫力低下につながります。
⑤水をこまめに飲む
乾燥していると、細菌が繁殖しやすくなります。こまめに水分補給することで、身体の中から細菌が繁殖しにくい状態を作りましょう。
ただし、アルコールや辛いもの、熱いもの、冷たいものなどの刺激が強い飲み物は控えるようにしてくださいね。
⑥ビタミンB2・B6の摂取
細菌に対抗するための粘液をつくるために、皮膚や粘膜を守る「ビタミンB2」、
皮膚や粘膜の健康を維持してくれる「ビタミンB6」の摂取を日頃から心がけましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました☆☆☆