みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の岡本 文です。
もうすぐお子さんたちの夏休みも終わりですね。
夏休み中は、当院にも多くのお子さんたちが来院してくれました。
今日は、特に小さなお子さんに対する保護者の方の対応について記事があったのでご紹介します。
私たちにとっては普段から慣れている歯科医院でも、子供からは特別な空間に見えています。
大人の感覚で表すと、不慣れな外国を旅行しているイメージが近いと思います。
右も左もわからず、これから何が起こるのか想像ができない状態です。
したがって、緊張や不安、恐怖心を抱くことは当然ですから、その気持ちを理解して接し、この特別な空間に対する免疫を付けてもらえるように恐怖心・緊張感を徐々に取り除いてあげることが重要です。
わが子の診療がなかなか思うように進まないと、保護者の方はやきもきされるかもしれませんが、子供たちは少しずつ確実に成長しています。
ですから、「次は絶対お口をあけようね!」「こんな簡単な事なのになんでできないの?」といったマイナスなことは言わず、子供たちが前向きに自信を持てるような声掛けをお願いします。
具体的には、「大きなお口あけられたね!カッコよかった!」といった具合に、どんなに小さなことでも褒めてあげたり、「おねえさんになった○○ちゃんが見たいな!」「上手にできるとお母さん嬉しいな!」と言うことで、子供に“お兄さん”“お姉さん”の意識を持ってもらうといいでしょう。
(月刊 歯科衛生士 参考)
治療をしていると、どうしても嫌がってできなかったお子さんが、ある日突然ケロッと治療をさせてくれるようになることがあります。
「すごいなぁ、成長してるんだなぁ」とお母さんと喜びあうこともあります。
前向きな言葉がけで、その子の成長を見守っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。