みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の岡本 文です。
お子さんが、食べ物の好き嫌いが多い。
野菜を食べてくれない。
お肉やお魚を食べてくれない。
そんなお悩みはありませんか?
小さなお子さんは、口の機能の発達と食べ物が合っていなくて、食べられないために嫌がっている場合があります。
お子さんが苦手な食材についてご紹介しますね。
・ペラペラしたもの (レタス、わかめ など)
・皮が口に残るもの (豆、トマト など)
・硬すぎるもの (かたまり肉、エビ、いか など)
・弾力のあるもの (こんにゃく、かまぼこ、きのこ など)
・口の中でまとまらないもの (ブロッコリー、ひき肉 など)
これらは、臼歯が生えそろっていないお子さんには、食材をすりつぶすことができず、口腔内でうまく処理できないため、嫌がることがあります。
・唾液を吸うもの (パン、ゆで卵、さつまいも など)
唾液を吸われると、上あごに食材がくっついて、噛みにくくなります。
・匂いの強いもの (にら、しいたけ など)
お子さんは、強い匂いが苦手です。
苦手だからと言って食卓に出さないと、本当に食べられなくなってしまうので、食べやすい方法をいろいろ工夫して食卓に出すことが必要です。
でも、保護者がいろいろ努力していても食べない子もいます。
そんな「食べない時期」もあります。
まずは「食事は楽しく」。
無理強いしたり、怒ったりしないで、あまり気にしないで食卓に出していると、お子さんはある日突然「食べてみようかな?」という気持ちになって食べるようになることもあります。
食事が待ち遠しくなる工夫と、
体を動かしてお腹をすかせること、
そして、頑張りすぎずに「楽しく食べること」が大切なんですね。
(月刊 歯科衛生士 参考)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。