みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー
塩原由理です。
暑い日が続いていますが、皆さん体調はいかがですか?
こまめに水分補給するなどして、暑さに負けないように過ごしましょう。
先日、子供のプール当番をするにあたり、人工呼吸の仕方とAEDの使い方を塩尻消防署の方から教わりました。
これからプールや海に遊びに行く機会が増えますね。そんな中、溺れてしまい意識を失ってしまった人に遭遇したら・・・
1. 両肩を軽くたたきながら「大丈夫ですか?」と声をかける。
2. 反応がなく判断に迷う場合は、大声で助けを求め、119番通報とAEDを依頼する。
3. 呼吸を確認する。
胸と腹部の動きを見て呼吸しているか確認する。
4. 呼吸がない場合は、すぐに胸骨圧迫を30回行う。
5. 人工呼吸を2回行う。(AEDが到着するまで胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返して行います。)
6. AEDが到着したら、電源パットを胸に当てる。AEDの判断で電気ショックを行う。
7. 救急車が到着するまで胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返して行います。
日本では毎年3万件程の心臓突然死が発生しています。その心臓突然死の多くは、病院の外で発生するため、心停止となってしまった人を救命するためには、第一発見者である市民が迅速に救命処置を行うことが重要であるといわれています。
心臓突然死で倒れてから1分間経過するごとに、救命率は10%ずつ低下するといわれています。つまり倒れてから10分経過すると、ほぼ100%の人の命が助からないことになります。
現在、病院外で心停止となった人の、1年生存率はたった6%です。
病院外で心停止となった人の救命率を向上させていくためには第一発見者による迅速な通報、迅速な心肺蘇生、そして医療機関による二次救命処置という行動が行われる事によって、救命の成功する可能性が生じてきます。
実際に人形を使って蘇生処置を行いましたが、慌ててしまい戸惑いました。
一人でも多くの命が助けられるように、教わったことを忘れずにしたいと思う一日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。