みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
事務長の三原智郎です。
今日頂いたお電話の事を書かせていただきます。
「自宅に来て治療してくれるって聞いたけどやってくれるの?」
と言うというお問い合わせでした。
通常歯科医院では「外来」と言う形で診療を行っておりますが、「訪問」による歯科診療も行っております。
しかし、残念ながら多くの条件がございます。
「訪問歯科」とは、歯のことで困っていても歯科医院に通院できないでいる人を対象に、歯科医師や歯科衛生士が自宅や施設に訪問して治療することをいいます。
細かく分けると、“歯が急に痛くなった”とか“入れ歯が合わなくて困っている”といった人の求めに応じて訪問治療を行うことを「往診」といい、定期的な日時を決めて訪問してケアや治療を行うことを「在宅診療」といいますが、一般的に両方をあわせて「訪問歯科」と呼ばれています。
受けられるのはどういう人?
保険を使って訪問歯科を受けるには、いくつかの決まりがあります。
まず絶対にクリアして欲しい条件が「自分で近くの歯科医院まで通うことができない正当な理由がある方」であるということです。
つまり「高齢で介護を受けている方」「身体が不自由で通院が難しい方」が対象であるということです。
「面倒くさい」とか「来てもらったら楽」といった理由はもちろん、上記の条件を医科の先生にしっかり診断してもらっている事が求められます。
もうひとつの条件は、訪問する歯科医院から半径16キロ以内に自宅や施設があることです。結構広い範囲なのでこの条件に引っかかることは無いと思いますが、訪問歯科の診療を申し込む際には、訪問範囲内かどうかを確認してください。 (贄川より木曽よりは範囲外です。)
また、訪問するためにかかった交通費を請求することが認められていますので、遠方の際は交通費が発生する場合がございますのでご了承下さい。
そして当院の訪問診療用の機材では診断が不可能な場合や対応しきれない治療もあります。
また往復の時間も加味して診療時間をとりますので「今日」と言われてもご対応できない場合がほとんどです。
気になる方は事前にご連絡いただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。