皆さんこんにちは
長野県塩尻市にある鴨居歯科医院
審美サロン
歯科衛生士の丸山 佳織です。
今日は口内炎について少しお話をしたいと思います。
口内炎を早く治したい時、ビタミンB群を摂りましょうとよく耳にしますが、なぜ効果的なのでしょうか?ビタミンB群の働きと、その中でも口内炎に深く関わるビタミンB2について解説します。また、ビタミンB群を含む食材や、正しい摂取方法も頭に入れておきましょう。
口内炎のときもしっかり食事を
口内炎ができると、食べ物がしみたり、食べ辛くなったりするので、食事をおざなりにしてしまいがちです。でも、食事を疎かにしていると、免疫力が低下して口内炎を長引かせてしまいますから、なるべく栄養をしっかり摂れるものを食べるように心がけましょう。
口内炎に良い食べ物
特に口内炎は、ビタミン不足の影響が大きいので、粘膜を丈夫にするのに役立つビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンA(βカロチン)を意識的に摂るようにしましょう。それぞれのビタミンが豊富な食材は以下の通りです。
ビタミンB2…レバーやうなぎ、魚卵、サバ、イワシ、乳製品などの動物性食品。納豆などの大豆製品。
ビタミンB6…レバーや魚の赤身、ひまわりの種やピーナッツなどの種実類、バナナなど。
ビタミンC…ブロッコリーやパセリ、ピーマンなどの緑黄色野菜、いちご、アセロラなどの果物。
ビタミンA…ホウレンソウ、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜。
また、口内炎のときは硬いものが食べ辛くなるので、シチューやスープ、リゾット、おかゆ、茶碗蒸しなどのように、やわらかく調理して食べるのがオススメです。
口内炎のときは避けたい食べ物
口内炎は刺激を与えると痛みが増すので、香辛料の入っているものや塩気の多いもの、酸っぱいもの、熱すぎたり冷たすぎたりするものは、避けたほうが良いでしょう。炭酸飲料やアルコールなども刺激になります。
また、パイナップルやキウイなど、舌がピリピリする果物はアレルギー反応を起こしやすいので、症状を悪化させる恐れがあると言われています。さらに、砂糖をたくさん使っているものは、体の中でビタミンやミネラルを大量に消費するので、控えたほうが良いでしょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。