みなさん、こんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー塩原由理です。
子供の仕上げ磨きを頑張っているのに、むし歯になってしまった。と悲しんでいたお母さんがいました。
「むし歯のできやすい歯はあるのですか。」
「むし歯は遺伝するのですか。」
と、質問を受けました。
むし歯そのものは後天的なもので先天的に遺伝するようなものではありません。
ただ、歯の大きさや溝の深さなど、形態的な要素については多分に遺伝的影響を受けていると考えられます。
また、歯並びや骨格的特徴も遺伝すると考えられ、歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、むし歯ができやすいということになります。
食生活が子供のむし歯に及ぼす影響も大きいようです。
お母さんが甘いものが大好きだと、子供の口に入る機会も多くなり、むし歯もできやすくなります。
むし歯自体は遺伝するものではありませんが、むし歯のできやすい環境は遺伝的要素に左右されることが多いということになります。
育ち盛りのお子さんには間食も必要ですが、時間や量をしっかり決めて与えるようにして、できるだけ甘いおやつのダラダラ食いは控えましょう。
食後の歯磨きの習慣・寝る前の歯磨き・フッ素入りの歯科用品もプラスすると効果的です。
定期的に検診やむし歯予防のために歯科医院で診てもらうと安心ですね。
気になることがありましたら、ぜひ一度お越しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。