みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の増田 隼一です。
夏の睡眠をさまたげるものとして、まっさきに思い浮かぶのは気温が高すぎることですが、それ以外に「湿度が高いこと」も眠りの大敵です。
実際、睡眠の実験研究では、温度だけでなく湿度も睡眠に影響を与えることが示されています。
なぜ多湿環境が眠りに悪影響をおよぼすのかというと、それは湿度が高いと皮膚からの熱放散が進まなくなるからだそうです。 人間の眠気はベッドに入ったあとも深部体温の低下は続いて、やがて自然な眠りがおとずれます。
しかし、湿度が高い環境だと、深部体温は下がりにくくなり湿度が高いと汗が蒸発しにくいため、皮膚からの熱放散がうまく進まなくなります。
熱をうまく放出できなければ、いつまでたっても深部体温は下がらないので、寝ようと思っても眠りに入ることができないようです。
夏の快適睡眠のためには、部屋全体の湿度よりも「寝床の湿度」に気をくばるのがポイントだそうです。とくに背中付近の湿度には注意が必要です。背中と敷布団のあいだには空間があまりないため、湿気がこもるからです。また、もともと背中は発汗量も多く、湿度が高くなりやすい部位でもあります。
一番の対策は、シーツの素材を吸湿性と放湿性に優れている素材のシーツに変えることです。 いろいろな涼感シーツや涼感ベッドパッドが世の中に出ているので、敷布団を変えなくても、肌に直接触れるシーツを変えるだけで、だいぶ快適になるそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。