みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー
塩原由理です。
むし歯(う蝕症)とは・・・・お口の中のむし歯菌が私たちの食べた食物を餌に強い酸を出し、その酸によって歯が溶けてしまうといった病気です。
むし歯菌の量が多いとそれだけ出される酸の量も多くなると言われているためむし歯のリスクが高くなります。
むし歯は細菌による感染症と言われていますが、中でもミュータンスレンサ球菌という病原性の高い菌が強く関与していると言われており、この菌は酸を産生させる能力が強く歯に強力に付着する性質をそなえた厄介な菌です。しかしこれらがあるから必ずむし歯になるわけではありません。あってもそれに見合うケアを施すことでむし歯になるリスクを減らせることができます。しかし自分やお子様などがどの状態にあるかでその方法も変わってきます。
歯を守る力を発揮してくれている一番の味方は唾液です。唾液の量が多い人や唾液の質(むし歯から守る力の程度)が良い人はむし歯になりにくいと言われております。お食事の際はよく噛んで食べて唾液をたくさん出すようにしましょう。
唾液の歯を守る働きとして
●むし歯菌や食べかすを洗い流す
●むし歯菌が出した酸を中和する
●溶かされた歯を修復する
●プラーク(歯垢)の形成を抑制する
間食等の時間はしっかり決めて規則正しい食事時間と、できれば糖質摂食頻度を減らすといったことが重要になってきます。
むし歯の原因を考え予防するにあたってお口の健康を保つためにご家庭でのホームケアと歯科医院でのプロケアを両立させることが必要です。
気になることがございましたらご連絡くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。