みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の花岡 泉です
梅雨ですが、空梅雨で水不足が心配ですね、こまめに水道の蛇口をしめたり、米のとぎ汁も草花にかけたり、なるべく節水を心がけています。
先日ご出産されて、歯科治療にいらっしゃった患者さんが、「出産の度に、歯がわるくなってしまって、奥歯がグラグラになって、むし歯にもなってしまった。赤ちゃんにカルシウムをとられてしまうからしかたないですね。」とおっしゃっていました。
妊娠、出産によって、歯からカルシウムがなくなってしまうことはありません。一度作られたカルシウムや、その他の成分が、母親の歯から溶け出ていくことはありませんので、ご安心くださいね。
つわりの影響で歯磨きがおろそかになったり、嗜好が変化することで歯周病やむし歯が急に悪化することはあります。また、妊娠中はホルモンバランスの変化などにより、妊娠性歯肉炎という歯茎の炎症や、妊娠性エプーリスが歯肉にできることもあります。
妊娠中は赤ちゃんの骨や、歯のもとが作られる時期なので、妊娠中もバランスのとれた食事を心がけ、良質なタンパク質やカルシウムを十分とるようにこころがけましょう。何か気になることがございましたら、歯科医師やスタッフに、お気軽にご相談ください。
本日も、ありがとうございました。