みなさんこんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の丸山 佳織です。
今回は、歯と食べ物との関係についてお伝えします。
歯に良い食べ物、「まごはやさしい」カルシウムなどが多く含まれる小魚や乳製品ということになりますが、これらの食品は、ご存知のように“歯を強くする”食べ物という特徴も併せもっています。
食べ物には、この“歯を強くする”という以外に“歯をきれいにしてくれる”という効果のある清掃性食品というものがあります。
◆清掃性食品
例えば梅干しなどに代表される酸っぱい食品は、口に含むことで唾液の分泌を促し、唾液の量を増やし、食べ物のかすが口の中に滞ることを防いでくれます。
唾液の量と虫歯との間には、密接な関係がありましたよね。
このように、“歯をきれいにしてくれる”食べ物は、間接清掃性食品と呼ばれています。
またもう一つ、直接清掃性食品というものがあります。
これは、ゴボウ・レタス・セロリ等、食物繊維を豊富に含んだ食品のことで、咀嚼することで歯に付着した汚れを取り除き、歯の表面をきれいにしてくれる食べ物 です。 「野菜を多く食べましょう。」という言葉はよく聞きますが、食物繊維は身体にだけではなく、歯にとっても良い影響がある食べ物ということですね。
清掃性食品と比較するものとして、停滞性食品と呼ばれるものがあります。
停滞性食品とは、一言でいえば虫歯になりやすい食べ物のことです。
◆停滞性食品
例えば、キャラメルやビスケット、チョコレートなどのお菓子に代表されますが、
砂糖を多く含む上に、歯にまとわりつきやすいことが特徴です。
これらの食べ物は出来るだけ摂らないことに越したことはありませんが、
摂る際には特に頻度に気を付けてください。
摂取する量よりも頻度の多少が歯の健康に大きな影響を与えます。
ダラダラ食いには特に注意が必要です。
みなさんも是非参考にして見てください!
最後までお読み頂きありがとうございました。