皆さんこんにちは
長野県塩尻市にある鴨居歯科医院審美サロン
歯科医師の田中です。
先日、動的矯正治療(歯並びが並びきった)が終了して、保定(後戻り防止)装置を装着しました。
矯正の体験談をしたいと思います。
僕はマルチブラケット装置(歯の表面にボタンのようなもの)を装着し、智歯を含む4本抜歯しました。
上あごにはホールディングアーチ(歯列の内側から歯を外へ押し出すなどの装置)を使いました。
お口の中に常に異物がある感覚は大変でしたね。
最初はどうなることやらと思いましたが、3日程で慣れてきました。適応するものですね。入れ歯の方もこんな感覚なのかなと思います。
えのき、ほうれん草などは挟まって取れにくいので
要注意です。歯間ブラシやワンタフトブラシが必須になります。フロスが通せないのがストレスでしたね。
抜歯体験。普段歯を抜く側の僕ですが、抜かれるのはやはり緊張します。麻酔の嫌な感覚、苦さ、痛くないけど、引っ張られる、力を掛けられる感覚、う~ん、もっと気を使わないといけないなあと実感しました。
調整の痛みは人それぞれですが、僕はしたその日は大丈夫ですが、2、3日後があまり固いものは食べられなかったです。2年の予定でしたが、忙しく調整できない期間もあり、結局3年で器具を外すことができました。
普段定期的に来なさいという立場ですが、僕自分もコンスタントに通うのが難しかったです笑
治療が長くなればなるほど、それぞれの生活スタイル、優先順位、トータルで治療計画を考えねばならないですね。
そして先日装置がとれました。めちゃくちゃ嬉しくて、鏡を手にずーっと自分の口を見てました。嬉しさを共有したくてスタッフ皆に見てもらって、良かったねと言ってもらえました。
後戻り防止装置をつけるわけですが、矯正のとれた今が一番後戻りしやすいので、しっかりと装置をつけて、一生この歯と付き合うことができるようケアをしていきたいです。
これで体験談を終わりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。