鴨居歯科かもしか通信

かもしか通信は長野県塩尻市にある
『鴨居歯科医院』・『鴨居歯科インプラント審美サロン』のスタッフブログです。
このブログでは、院長のコラムや、スタッフがリレーでつづる日記などをお届けします。

かもしか通信

みなさんこんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の原 真紀子です。

気温の変化が激しい日々が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。今日はブラキシズムについて簡単にお話したいと思います。

ブラキシズムとは、歯ぎしりや咬みしめのことをいいます。“歯ぎしり”については皆さんよく知っていることと思いますが、“咬みしめ”についてはいかがですか?“歯ぎしり”や“咬みしめ”で歯を失うことがあるということをご存知でしょうか?

過度の“歯ぎしり”や“咬みしめ”は、「ギリギリ」音が鳴って周囲の人の迷惑になるというだけではなく、口の中や周囲の組織に大きな影響を及ぼし、歯を失う原因にもなりかねないのですが、そのことはあまり知られていません。ブラキシズムのことをもっと知っていただき、歯の健康、身体の健康づくりを心掛けていきましょう。

常に咬みしめている方は、日中には以下のようなことに注意してみてください。そして、繰り返し、「咬みしめていること」を念頭におき、意識化しましょう。
① 唇は閉じて、上下の歯は合わせない。
※安静位空隙…口の周囲の筋肉群がリラックスした状態のときには、上下の歯は接触せず、わずかに隙間ができるのが普通です。この隙間のことを安静位空隙と呼びます。
② 咬みあわせていることに気づいたら、すぐに離す。
③ 唇や頬、あごなど口のまわりの力を抜く。
④ 緊張時、集中時には姿勢をよくし、肩の力を抜いて、深呼吸する。
⑤ ストレスをためない。
⑥ 重い物を運んだり、激しい運動をするときは特に注意する。

寝ている間に歯ぎしりをされている方は、就寝時には以下のようなことに注意します。
① 布団の中へは、極力悩みごとや考えごとをもっていかない。
② リラックスしたイメージ、楽しい経験などを考えて休む。
③ 高い枕は、咬みしめやすくなるので、避ける。
④ 身体の緊張ができるだけ取れる体位で休むことが望ましいが、横向きなど、あごに力が入りやすい体位にも注意する。

ブラキシズムの心当たりのある方は、ぜひ上記のことを取り組んでみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

医療法人 弘仁会
鴨居歯科医院

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