鴨居歯科かもしか通信

かもしか通信は長野県塩尻市にある
『鴨居歯科医院』・『鴨居歯科インプラント審美サロン』のスタッフブログです。
このブログでは、院長のコラムや、スタッフがリレーでつづる日記などをお届けします。

かもしか通信

2015/10/21

お口の渇き

みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の岡本 文です。

みなさん、お口が渇く感じがすることはありませんか?
私達のお口の中では、唾液は1日に1~1.5ℓも分泌され、お口や歯をはじめ、私達の身体全体を守っています。
唾液が減ると、その働きも弱くなりますので、むし歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。

では、どうしたら唾液は増えるのでしょうか。
生活の中で気をつけるポイントをご紹介します。

・良く噛んで食べる
・シュガーレスガム

 唾液は何もしていないときにも分泌されていますが、噛む事による刺激で唾液線や自律神経も刺激され、よりたくさんの唾液が分泌されます。お口が渇いている時は食べにくいと思いますが、飲み物で流し込んだりせずに、いつもよりよく噛んで食べるように気をつけましょう。

・規則正しい生活をする

唾液分泌の指令を出す自律神経のバランスを整えることは、唾液量アップに効果的です。睡眠時間や食事の時間が不規則になると、負荷がかかってバランスが乱れます。毎日の起床、就寝、食事をなるべく同じ時間にそろえ、規則正しい生活を心がけましょう。

・加湿器をつける
・口呼吸を鼻呼吸に
・マスクをして寝る

 少なくなっている唾液を少しでも蒸発させないための環境づくりも大切です。部屋の湿度を上げて空気の感想を防いだり、口を開ける時間を少なくすることで、唾液の蒸発を防ぎましょう。アレルギー性鼻炎など鼻の病気などで寝ている間に口呼吸をしてしまう方は、マスクをして寝ることも1つの手です。

・お酒はほどほどに
・コーヒー紅茶は控えめに

 カフェインの入った飲み物やアルコールには利尿作用があります。尿によって身体の水分が減ると、唾液の材料である血液も減り、つくられる唾液の量も減ります。コーヒー、紅茶のほかに緑茶や栄養ドリンク、コーラなどにもカフェインは入っています。お好きなものでもちょっとガマン。いつもより控えめを心がけましょう。

(月刊 歯科衛生士 10月号 参考)

いつもの習慣をひとくふうして、潤うお口を目指しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

医療法人 弘仁会
鴨居歯科医院

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