みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の大瀧真太郎です。
先日患者さんから『毎日5種類の歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを使い分けて磨いている。とても時間がかかるので孫にいつも長いって怒られるのよ(笑)』と教えていただきました。その方の口腔内はいつも清潔で汚れがないのですが、その理由がわかった気がしました。
この方のようにお口の健康に関心がある方は、様々な器具や口腔ケアグッズに関心を持ってくれ、質問もしてくださいます。よくいただくのは『歯ブラシは何を使えばよいですか?』といったものです。一般的には毛先が大きすぎず、やや柔らかめのものを使用してください、そして毛先が開いてきたら交換時期ですよ、とお伝えしていますが、実際には一人一人の口腔内の状況や歯並び、コンプライアンスなどによっていろいろと違ってくることがあります。
冒頭の患者さんのように時間をかけてでもお口をきれいにしたい!という方には細かくお話をさせていただきますし、歯肉の炎症の強い方にはまずは一番単純な方法からお伝えさせていただき、改善が見られれば徐々に新しいことをお伝えするようにしたりします。
実際には何種類も使い分けるというのは大変なので、一つか二つの用具をうまく代用しながら使うように患者さんにはお話しています。
当たり前ですが『どんな器具を使うか』ではなく『いかに歯の汚れを取りきるか』が目的ですので、普段から磨けているか心配な方はぜひ歯科医院に行って相談してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。