皆さんこんばんは。
長野県塩尻市の鴨居歯科医院審美サロン
歯科医師の田中です。
昨日、今日と大阪へ歯内療法学会に参加してきました。歯内療法とは歯の神経、根の治療のことです。
皆さんの中には、根の治療をされた経験のある方もいらっしゃるでしょう。グリグリと小さな器具を使って行う治療です。
むし歯などにより、歯の神経まで感染が及んでいる場合、放っておくと菌が顎の骨まで及ぶことがあります。怖いのは痛みが無いことも多いことです。
家に例えると、土台がしっかりしていないのに、立派な家は建てられませんよね?歯内療法とは、土台の治療です。しっかりと根にお薬を入れた上で、良い被せものが生きてくるのです。
神経の治療は根気のいる治療です。
時間も掛かるし、小さな神経の部屋を探して、しっかり消毒、洗浄しなければいけません。
口が空きっぱなしで辛いのは十分承知しているつもりですが、
こちらも治療しやすく、患者さんも負担が軽く、なるべく短時間で行える努力、方法の改善も勉強していく次第でありますね!
まとめると神経の治療は
⑴菌の感染を除去
⑵時間の掛かる根気のいる治療
⑶土台を作るために不可欠な大事な治療
⑷患者さんも術者も大変
歯内療法の大切さでした。
最後までお読み頂きありがとうございました。