みなさんこんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の原 真紀子です。
暑い日々が続いてますがみなさんいかがお過ごしでしょうか。熱中症にならないように小まめに水分補給と適度な塩分補給をしましょう。
ところでみなさん、歯に良いガムにはキシリトールガムやリカルデントガムがありますが、この違いはご存知ですか?今日はこの歯に良いガムについて違いをご紹介したいと思います。
キシリトールとは?
白樺などからとれる成分を原料にした天然素材の甘味料です。砂糖と同じくらい甘みがあるのに、カロリーが少ないことが、特徴の1つ。
○むし歯との関係は?
1.むし歯の原因にならない
2.むし歯の発生・進行を防ぐ
リカルデントとは?
牛乳たんぱくの一種、カゼインから作られたのがリカルデント(CPP-ACP)です。(CPP-ACPとは、カゼインホスホペプチド-非結晶リン酸カルシウム複合体のことで、無味無臭・天然由来の成分です)
○むし歯との関係は?
1.CPP-ACPには、「脱灰」を抑えるだけでなく牛乳由来ですから、カルシウムなどのミネラルがより歯に取り込まれやすいという特徴がある。
2.「再石灰化」されたあとも、酸に対する抵抗力「耐酸性」を高める効果がある。
まとめると…
○キシリトールガムは、むし歯の原因にならないガム。
○リカルデントガムは、エナメル質を修復し、歯を丈夫にするガム。
ガムを取り入れるときは、ぜひこれをご参考にしていただければうれしいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました。