みなさんこんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の原 真紀子です。
梅雨に入り、じめじめした日々が続きますが、植物にとっては恵みの雨ですね!寒暖差がまだまだ激しい日々ですので体調を壊さないようにしましょう。
ところで、6月といえば、毎年6月は食育月間です。みなさんご存知でしたか?
「食育月間」は、国、地方公共団体、関係団体等が協力して、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の国民への浸透を図るための月間として、「食育推進基本計画」により定められました。
6月1日から6月30日までの1ヵ月間、内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省等の関係府省が協力しつつ、地方公共団体並びに関係機関・団体に対しても参加を呼びかけ、全国的な食育推進運動を展開しています。
そもそもなぜ、今、「食育」なのでしょうか。食べることは、私たちが生きていく上での基本的な営みです。しかし、近年は、栄養の偏りや不規則な食事などにより、30~60歳代の男性を中心とする肥満の増加や、それらが原因と考えられる生活習慣病の増加がみられます。また、20歳代女性にみられる過度のダイエット志向は、将来の骨粗しょう症予防のためにも改善が必要なところです。さらには食の安全や信頼にかかわる問題や、外国からの食料輸入に依存する問題など、食を取り巻く環境が大きく変化しています。こうした中で、食に関する知識を身に付け、健康的な食生活を実践し、心と身体の健康を維持し、生き生きと暮らすために、生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育む食育が重要になっているのです。
食育で身に付けたい「食べる力」には、食事を通じて「心と身体の健康を維持できること」、「食事の重要性や楽しさを理解する力」、「食べ物を自分で選択し、食事づくりができる力」、「家族や仲間と一緒に食べる楽しみを味わう力」、「食べ物の生産過程を知り、感謝する気持ちを持つこと」などが含まれます。これらは、子どものころから家庭や地域、学校など様々な場所で学び、身に付けていくものです。そして、これらは、大人になってからも生涯にわたって実践し、育み続けていくものです。さらに大人には、そうした食の知識・経験や日本の食文化などを「次世代に伝える」という役割もあります。
これを機に食育についてみなさんもぜひ考えてみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。