みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の大瀧 真太郎です
先日日本臨床歯周病学会の関東支部研修会に参加してきました。日々の臨床に活かせる内容が多かったのですが、その中でも今後国民の皆さんに我々が伝えていかなければいけない内容として『進行しやすい歯周病』という話がありました。
歯科に限ったことではないのですが、世の中には2:8の法則というものがあります。いわゆる平均的、標準、普通といった枠に収まるのが8割、例外で枠に収まらないのが2割といった具合です。
歯周病に関しても、「成人の8割の方には歯周疾患がある」「歯周病は国民病だ」「予防のためには歯磨きが大切」などのワードは以前よりも聞いた事のある人が多くなってきました。
しかし「10代、20代から発症する、治りにくく進行しやすい歯周病もある」といった話を聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか?
糖尿病などではすでに1型、2型があることは知られていますが、歯周病でも同じようなどうしても治りにくい歯周病があるのです。そしてそれは気付いた時には治療をしても完全には元に戻りません。
歯周病は治療はもちろんですが、それ以上に予防が大切な病気です。歯科関係者が情報発信をもっと行って、多くの方に正しい情報を伝えていかなければと強く感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。